新興市場銘柄ダイジェスト:セリアが大幅続伸、アクモスはストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/01 15:32
<2136> ヒップ 991 +99
一時ストップ高。19年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の1.59億円から2.27億円(前年同期実績1.93億円)に引き上げた。技術者派遣要請が依然として多い中、技術者の早期稼働が進み、稼働人員が増加した。1時間当たりの技術料金の上昇なども利益を押し上げる見通し。通期予想(前期比3.0%増の4.24億円)は据え置いたが、第2四半期累計の上方修正率が高く投資家から好感された。


<6888> アクモス 384 +80
ストップ高。19年6月期第1四半期の営業利益を前年同期比559.1%増の0.78億円と発表。システム更新プロジェクトが高水準で稼働しているほか、公共系の研究開発法人における案件を中心に売上拡大傾向にあり、SI・ソフトウェア開発分野が全体の利益を押し上げた。通期予想は前期比5.6%増の2.25億円で据え置いた。進捗率は34.7%に達しており、上方修正への期待が広がっている。


<6736> サン電子 620 +79
一時ストップ高。19年3月期第2四半期累計の営業損益を従来予想の17.00-10.00億円の赤字から1.90億円の赤字(前年同期実績7.38億円の赤字)に上方修正。犯罪捜査機関向けの製品・サービスの販売が堅調に推移した。また、売上総利益率の高い製品・サービスの割合が高くなったことも赤字縮小に貢献する見込み。通期予想(11.00-2.00億円の赤字)は据え置いた。


<7777> 3Dマトリクス 407 +12
大幅に3日続伸。米国子会社が現在開発中のPuraSINUS Gel(耳鼻咽喉科領域の癒着防止兼止血材)について、米国食品医薬品局に医療機器(クラス2)での販売を目的とした承認申請を提出したと発表。癒着防止、止血、創傷治癒を目的とし、主に鼻甲介切除術や鼻中隔形成術鼻等の手術への適用を予定している。リハビリ時の痛みを軽減する整形外科や小児心臓外科などでの適用が期待されるという。


<3719> ジェクシード 118 +4
大幅に3日続伸。18年12月期の営業損益を従来予想の0.04億円の黒字から0.06億円の黒字(前期実績0.70億円の赤字)に上方修正している。売上原価や販管費の削減が利益拡大に寄与する見通し。一方、臨時株主総会にかかる費用として0.04億円の特別損失を計上することから、純損益は従来予想の0.02億円の黒字から0.01億円の黒字(同0.75億円の赤字)に引き下げた。


<2782> セリア 4035 +230
大幅に3日続伸。19年3月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比2.0%減の79.00億円と発表。来店客数が前年を下回り直営既存店売上高が減少、人件費率の上昇で販管費が増加したことも減益要因となった。通期予想は前期比3.2%増の170.00億円で据え置いた。進捗率は46.5%にとどまったが、悪天候などを受けた業績低迷が警戒されていただけに、悪材料出尽くしと見た向きが買いを入れたようだ。


<DM>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2136
1,099.0
(11/29)
0.0
(---)
2782
2,799.0
(11/29)
+26.0
(+0.93%)
211.0
(11/29)
-2.0
(-0.93%)
8,540.0
(11/29)
+40.0
(+0.47%)
500.0
(11/29)
0.0
(---)
109.0
(11/29)
-3.0
(-2.67%)