ドル/円、月足陽転のハードルは高い
昨日のドル/円は、ほぼ3週間ぶりに113円台を回復した。アジア株高を背景に112円台後半へと上昇。節目の113.00円の手前では戻り売りの動きも見られたが、NY市場終盤に米国株が上げ幅を拡大すると節目を突破して上伸した。
上値抵抗と見られていた113.00円を突破した事で上値追求ムードが高まりやすい流れではあるが、本日は月末・最終日につき多少割り引いて考える必要がありそうだ。なお、113.70円台以上に続伸すれば月足が陽線に転換する事になるが、ハードルはかなり高いと見ておきたい。
注目イベントは、日銀金融政策決定会合と黒田総裁の会見だろう。一部参加者の間では、日銀が10年債利回りの許容変動幅を拡大するとの思惑があると報じられている。金融市場が混乱気味のこのタイミングで、金融緩和の手を緩める(と市場に受け取られる)事は極めて考えにくいと思われるが、念のため注目しておきたい。
上値抵抗と見られていた113.00円を突破した事で上値追求ムードが高まりやすい流れではあるが、本日は月末・最終日につき多少割り引いて考える必要がありそうだ。なお、113.70円台以上に続伸すれば月足が陽線に転換する事になるが、ハードルはかなり高いと見ておきたい。
注目イベントは、日銀金融政策決定会合と黒田総裁の会見だろう。一部参加者の間では、日銀が10年債利回りの許容変動幅を拡大するとの思惑があると報じられている。金融市場が混乱気味のこのタイミングで、金融緩和の手を緩める(と市場に受け取られる)事は極めて考えにくいと思われるが、念のため注目しておきたい。