CDG、今期経常を一転51%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/10/30 15:00
 CDG <2487> が10月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の7億5000万円→3億2000万円(前期は6億5700万円)に57.3%下方修正し、一転して51.3%減益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の2億円→4200万円(前年同期は1億3600万円)に79.0%下方修正し、一転して69.1%減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.第2四半期累計期間の業績予想 当社グループが属するセールスプロモーション市場においてはノベルティ需要が減少している一方、デジタル化進展の中で、消費者の購買プロセスを見極め、ブランド価値を共有しながら消費者を購買へ誘導する仕組み作りが求められています。当社グループではそれらプロモーション需要への対応力を高めるため、SNSキャンペーンへの対応力や、効果測定に基づく独自性のある企画立案を可能にする基盤整備に努めてまいりました。しかしながら、第2四半期累計期間においてはノベルティ需要減少の加速化が想定以上だったことに加え、顧客の販売促進施策の方針転換等による受注減が重なったことで売上高が減少いたしました。また、キャンペーン自体がデジタル抽選、イベント、SNS拡散など、複数機能との連動が求められ受注案件は複雑化・多様化することとなった結果から工数が増加しており、一時的な生産性低下を招きました。このような状況から、当第2四半期累計期間の業績については当初予想を大きく下回る見込みとなり、売上高、営業利益、経常利益ともに下方修正をいたします。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益については、2018年9月25日公表の「特別利益計上に関するお知らせ」にて記載のとおり、政策保有株式売却等による特別利益の計上により、当初計画を上回る見込みであります。2.通期業績予想 通期業績については引き続き市場環境の変化に対応すべく、基盤整備を行い受注拡大に努めるとともに、更なる生産性向上やコスト抑制による収益の改善を見込んでおりますが、第2四半期累計期間の連結業績予想の下方修正や、当事業推進にはこれまで当社グループが主力としてきた店頭(リアル)プロモーションに加え、デジタル機能の融合化を中心とする様々なプロモーション手法を組み合わせる複眼的思考を持った人材育成の取組みが求められ、その成果には一定の時間を要することから、前回公表した通期連結業績予想を修正することといたします。
配信元: 株探

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