ドル/円、改めてサポートラインに注目
26日のドル/円は世界的に株価が下落する中、約1カ月半ぶりに111.30円台まで下落。この過程で、サポートラインと見られていた日足一目均衡表の雲や100日移動平均線を下抜けた。ただ、売り一巡後は急速に112円台へと反発するなど、NY市場中盤以降はショートカバーの動きが強まった。その結果、サポートラインの下抜けは、日足(ロウソク足)に生えた「下ヒゲ」によるものとなり、今後の動きにどう影響するのか判断に迷うチャートフェースとなっている。本日は改めて111.50円前後のサポートを巡る攻防に注目したい。なお本稿執筆時点では、一目均衡表の雲上限が111.66円前後、下限は111.47円前後、100日移動平均線が111.59円前後に位置している。