＜10/29～11/2＞ 来週の日経平均の動き

急落からV字回復へ

今週も一週間お疲れさまでした。

今週はとにかく激しく相場が動きました。

日経平均は急落し、久しぶりに大暴落といってもいいくらいの強烈な下げだったと思います。

今週末の変化日が23500円の位置にあったため、基本的にはここを目指しての短期的な上昇となる週でしたが、それとはまったく真逆に21000円近くまでの一気の急落となりました。

今のトレンドからすれば22000円あたりが底値圏になるので、下がってもこの辺りまでかと考えておりましたが、相場はそれ以上に急激に下にオーバーシュートしてしまい、そこから更に1000円近く下に乖離しました。

確率的にはかなり低いのでここまではないだろうと思っておりました21000円の下値抵抗ラインがあり、ここまで下げるということは、想定していませんでしたが、綺麗にここに向かっての一気に下げていきました。

売りが売りを呼び下げ止まらないかのように見えて、不安に感じる人がほとんどでしょう。

そのような不安感からとりあえずポジションを軽くしようとして投げ売りが出ているような状態だと思います。

つまり、本来の相場の流れと反する逆行的な動きが急激にすすんだだめ、当然のことながら一旦ポジションを解消しようとしたくなるのはわかりますが、相場というものはそのような人たちが投げ始めたときに底をつけるものです。

投げた時が底だったと言うのは、よくあることですが、周りが悲観論一色になっているときはもう大底が近いと考えておいて間違いないでしょう。

過去の暴落時に綺麗に大底からのリバウンドをとっているシステムでめったに見られない一番強いサインが週最後の金曜日の引け後にでています。

これが出たということは金曜日の場中の安値が大底になるか、週明けの月曜が大底になるかになるので、いよいよ今回の短期急落による暴落相場も最終段階に来ていると考えていいでしょう。

ここは下げると売りたくなってしまいますが、売りどころか、年内最後の大きな買い場になりますので、こういう時こそ仕込みの場だと考えましょう。

早ければ週明けの月曜日に反転してもおかしくない状態なので、21000円を明確に大きく割ってこなければ基本は買い目線です。

来週のどこかで一気に全体が吹きあげるような瞬間がやってくると思いますので、up downの激しいジェットコースタのような相場ですが、しっかりとベルトを締めて荒波を乗り越えていきましょう。