カワタ、今期経常を44%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額

配信元:株探
投稿:2018/10/26 10:30
 カワタ <6292> が10月26日午前(10:30)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の13.9億円→20億円(前期は10.2億円)に43.9%上方修正し、増益率が35.1%増→94.4%増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の8.1億円→12.1億円(前年同期は3.7億円)に49.1%上方修正し、増益率が2.2倍→3.2倍に拡大し、従来の3期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の10円→14円に大幅増額し、下期配当も従来計画の10円→14円に増額修正した。年間配当は28円(前期は18円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【連結業績】 連結の第2四半期累計実績につきましては、日本、東アジア、東南アジアの各セグメントにおいて、自動車関連や電子部品関連の需要が好調であったこと等により、売上高は前回予想を1,048百万円上回る11,948百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加と売上総利益率の改善等により、営業利益は前回予想を317百万円上回る1,182百万円、経常利益は前回予想を400百万円上回る1,215百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を290百万円上回る870百万円となる見込みです。 通期につきましては、日本、東アジア、東南アジアの各セグメントの受注は総じて堅調に推移してきましたが、米国の自国第一主義に伴う貿易摩擦、中国等の新興国経済の減速、急激な為替変動リスク等、先行き不透明な部分もあり、売上高は前回予想を1,600百万円上回る23,000百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を510百万円上回る2,000百万円、経常利益は前回予想を610百万円上回る2,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を470百万円上回る1,450百万円となる見込みです。【個別業績】 個別の第2四半期累計実績につきましては、自動車関連や電子部品関連の需要が好調であったこと等により、売上高は前回予想を516百万円上回る5,616百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加と売上総利益率の改善等により、営業利益は前回予想を135百万円上回る365百万円、経常利益は前回予想を210百万円上回る485百万円、四半期純利益は前回予想を171百万円上回る381百万円となる見込みです。  通期につきましては、足元の受注は総じて堅調に推移してきましたが、米国の自国第一主義に伴う貿易摩擦、中国等の新興国経済の減速、急激な為替変動リスク等、先行き不透明な部分もあり、売上高は前回予想を1,000百万円上回る11,000百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を210百万円上回る600百万円、経常利益は前回予想を220百万円上回る700百万円、当期純利益は前回予想を170百万円上回る550百万円となる見込みです。

  当社は、安定的な配当維持と業績向上に伴った株主の皆様への配当(利益還元)を充実させることを経営の重要政策のひとつとして位置付けるとともに、中長期的には安定した事業成長を図り株主価値を持続的に向上させるため、事業の進展状況等を勘案し新規事業開発や戦略投資等に内部留保資金を投下していくことを基本方針としております。 当期は、通期業績予想が前回予想を上回ったことに加えて、中長期的な配当性向や自己資本利益率(ROE)の向上と、今後の事業リスクや戦略投資に備えての内部留保の充実等を総合的に勘案し、当期の1株当たり中間配当予想、期末配当予想をそれぞれ10円から14円に修正いたします。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであります。   実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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