新興市場銘柄ダイジェスト:ALBERTが大幅続伸、ニチダイはストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2018/10/18 15:47
<6467> ニチダイ 982 +150
ストップ高比例配分。19年3月期の営業利益を従来予想の9.60億円から11.73億円(前期実績7.55億円)に上方修正。第2四半期累計は従来予想4.40億円を6.52億円(前年同期実績3.26億円)に引き上げた。ネットシェイプ事業の金型部門の主要ユーザーが堅調に推移していることに加え、精密鍛造品部門でカーエアコン用スクロール鍛造品が計画を上回る水準となり、増益幅が拡大する見込み。


<7805> プリントネット 2199 -
公開価格(1400円)を約45.8%上回る2041円で初値。インターネットを用いた印刷物の受注販売が事業の柱。18年10月期の営業利益予想は前期比12.5%増の7.30億円。新規・既存会員合計数は期末時点で12万3307社(前期比13.3%増)と順調に拡大見込む。第3四半期累計の実績は11.9%増の6.55億円。進捗率は約90%で、上方修正への期待も買い材料になっているようだ。


<9263> ビジョナリーホールデ 106 +5
大幅に3日続伸。株式優待制度を拡充すると発表している。適用は18年10月31日現在の株主から。株式を継続して長期的に保有してもらうよう促進することが目的。保有株式数や継続保有期間に応じ、グループの店舗で利用できる特別優待券やメガネレンズ仕立券を贈る。特別優待券は30-40%の割引券、仕立券は1万円(税抜)までのメガネレンズが無料になる。


<3906> ALBERT 12720 +620
大幅続伸。18年12月期の営業損益を従来予想の0.80億円の黒字から1.50億円の黒字(前期実績1.61億円の赤字)に上方修正している。経営戦略の変更(体制改変、ケーパビリティの確保、重点産業・顧客のスコープ)などが奏功し、主要プロジェクトの受注が好調で利益を押し上げる見込みとなった。なお、5月にトヨタ自動車<7203>、10月に東京海上日動火災保険と資本業務提携している。


<3275> ハウスコム 1826 +6
小幅続伸。19年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想1.77億円から2.64億円(前年同期実績3.25億円)に上方修正。リフォーム事業が牽引して仲介業務関連収入が増加したことに加え、人件費増加の抑制、広告宣伝・販売促進の効率化と各種施策の実施時期の見直しなどが寄与する見通し。通期予想(前期比1.9%増の10.96億円)は原価増加や追加施策、テナント確保費用などの影響を考慮して据え置いた。


<3237> イントランス 162 -2
買い先行もマイナス転換。日本や中国でインバウンド観光事業や投資銀行事業を手掛けるETモバイルジャパンなどが設立したインバウンドインベストメントがTOB(株式公開買付)でイントランス株を取得すると発表している。買付価格は1株につき153円、買付期間は18日-11月20日。イントランスの上場は維持される予定。所有割合で計49.25%の主要株主がTOBへの応募契約を締結しているという。


<DM>
配信元: フィスコ

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