豪ドル、NZドル
豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルは、米国の長期金利(10年債利回り)に目を向ける必要がありそうです。米長期金利が上昇すれば、米ドルが全般的に強含む可能性があります。その場合、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルには下落圧力が加わりそうです。一方、米長期金利が低下すれば、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルは底堅い展開になりそうです。
豪ドル/円(NZドル/円)は、豪ドル/米ドル(NZドル/米ドル)と米ドル/円の両方の値動きの影響を受けます。米長期金利の上昇によって米国株が下がれば、リスク回避の動きが強まり、米ドル/円が下落する可能性があります。豪ドル/米ドルと米ドル/円がいずれも下落すれば、豪ドル/円の下げは大きくなる可能性があります。NZドル/円も同様です。
豪ドル/円やNZドル/円の目先の下値メドとして、豪ドル/円は78.69円(9月7日安値)、NZドル/円は72.27円(9月10日安値)が挙げられます。
来週は16日にNZの7-9月期CPIとRBA(豪中銀)議事録、18日に豪州の9月雇用統計の発表があり、それらの結果に豪ドルやNZドルが反応する可能性もあります。ただ、市場の関心が米長期金利などに向いているなかでは、豪州やNZの経済指標への反応は一時的に終わる可能性があります。
豪ドル/円(NZドル/円)は、豪ドル/米ドル(NZドル/米ドル)と米ドル/円の両方の値動きの影響を受けます。米長期金利の上昇によって米国株が下がれば、リスク回避の動きが強まり、米ドル/円が下落する可能性があります。豪ドル/米ドルと米ドル/円がいずれも下落すれば、豪ドル/円の下げは大きくなる可能性があります。NZドル/円も同様です。
豪ドル/円やNZドル/円の目先の下値メドとして、豪ドル/円は78.69円(9月7日安値)、NZドル/円は72.27円(9月10日安値)が挙げられます。
来週は16日にNZの7-9月期CPIとRBA(豪中銀)議事録、18日に豪州の9月雇用統計の発表があり、それらの結果に豪ドルやNZドルが反応する可能性もあります。ただ、市場の関心が米長期金利などに向いているなかでは、豪州やNZの経済指標への反応は一時的に終わる可能性があります。