オークマなど工作機械株に買い目立つ、米国発のリスクオフ相場で安値形成も実態面に着目◇
オークマ<6103.T>が一時270円高の6140円と値を飛ばしたほか牧野フライス製作所<6135.T>、東芝機械<6104.T>など工作機械株が上値指向となっている。米株急落は長期金利の上昇が引き金となっているが、一方で先鋭化する米中貿易摩擦問題に対する懸念もリスクオフの背景にある。東京株式市場もその影響を受けており、中国向けウエートの高い工作機械株は見切り売りの対象となっていた。しかし、足もとは好調な業績やPERなど株価指標面からの割安感が意識され、機関投資家などの買いが反映され始めている。為替も足もと円高に振れているとはいえ、会社側の想定レートよりもかなり円安水準で推移しており、通期業績に対する上方修正期待も買いの根拠となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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