ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金6238億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比156.2％増の6238億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同158.3％増の5927億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。ＵＢＳ　欧州通貨圏株 <1387> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> 、上場インデックスファンドアジアリート <1495> 、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> など23銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が21.59％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> が8.74％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が7.92％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が4.36％高、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が4.12％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は8.77％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は8.23％安、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は6.50％安、ＵＢＳ　米国株 <1393> は5.87％安、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> は5.68％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が915円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金3892億6300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1728億2800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が766億5300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が422億7800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が215億3700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が135億7000万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が102億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース