京進がＳ高カイ気配、第１四半期４６％営業増益で５０万株を上限とする自社株買いも実施へ

　京進<4735.T>がストップ高の１０１９円水準でカイ気配となっている。９日の取引終了後に発表した第１四半期（６～８月）連結決算が、売上高５０億９０００万円（前年同期比１０．０％増）、営業利益４億１５００万円（同４５．６％増）、純利益２億３９００万円（同３１．５％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　新プログラムの開始などが支持を得て学習塾事業で生徒数が増加したことが業績を牽引した。また、小学校における英語の科目化の影響や、成人を対象としたコペル英会話の教室新設などで語学関連事業の顧客数が増加したことも寄与した。

　なお、１９年５月期通期業績予想は、売上高１９３億５９００万円（前期比８．０％増）、営業利益５億５０００万円（同３４．５％増）、純利益５億９３００万円（同２０．２％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に、上限を５０万株（発行済み株数の５．９６％）、または５億円とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されているようだ。取得期間は１０月１０日から来年１０月９日まで。１株当たりの株主価値および資本効率の向上を図るのが目的としている。

出所：minkabuPRESS