業績は回復傾向に転じているようだ。
インクジェットプリンタ大手。
前期は営業減益となったが、今期、産業用、オフィス向け、海外向けの3チャネルで需要が好調に推移しており、今期以降、業績は回復傾向に転じているようだ。
イベントや大型会場での画像投影のためのプロジェクターや、オフィス向けの再生紙生産システム、海外でのインクジェットプリンタ需要の拡大が、今期以降同社の業績を支えており、今期会社予想の750億円の営業利益も保守的という見方が可能だ。
同社株価は、1月末の前期第三四半期の業績発表以降、2700円台から1800円台まで一気に下落し、戻りはまだ限定的だが、2100円を突破すれば、元の水準を回復することも可能だろう。