岡山製紙が3日続伸、原材料費減少で11月中間期営業利益予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/01 09:55
 岡山製紙<3892.T>が3日続伸している。9月28日の取引終了後、第2四半期累計(6~11月)単独業績予想について、営業利益を2億5000万円から3億6000万円(前年同期1億5600万円の赤字)へ、最終利益を2億円から2億8000万円(同8600万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。

 板紙事業で段ボール製品の需要の高まりや前期から取り組んできた製品価格改定の影響で、売上高が49億円(前期比8.8%増)と計画通りで推移。これに加えて、原料古紙について中国向け輸出が規制された影響から国内の流通量が増加し、価格が下落したことで原料費が減少して利益を押し上げた。

 なお、同時に発表した第1四半期(6~8月)決算は、売上高25億1800万円(前年同期比14.1%増)、営業損益2億7700万円の黒字(前年同期1億3900万円の赤字)、最終損益2億700万円の黒字(同8500万円の赤字)だった。

 また、11月1日出荷分から、段ボール原紙の価格を1キログラム当たり8円以上値上げすると発表しており、これも好材料視されているようだ。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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