ドル円は底堅さ堅持 112.50円より下では押し目買い意欲根強い=NY為替前半

 きょうのNY為替市場、ドル円は何度か戻り売りが出るものの底堅さを堅持している。きょうの市場は米中貿易問題への懸念が再燃しており、米株式市場でダウ平均が反落していることから、ドル円は何度か戻り売りが強まった。ポイントとなっている112.50円付近を何度か割り込む場面もあったが、強いサポートとなっている模様で結局112.70円付近まで戻す動き。

 今週はFOMCを控えており更に、貿易問題での米中対立が依然としてある中、このところ上昇を続けていたドル円も調整の動きが出ている。ただ、112.50円より下では押し目買い意欲も根強くあるようだ。

 ユーロは上に往って来いの展開。朝方はドラギECB総裁の講演を受けてユーロ買いが強まった。総裁は「基調インフレは比較的力強い上昇が見られる。コアインフレは活発に上昇」などと述べていた。ユーロ円は133円台、ユーロドルは1.18ドル台にそれぞれ一時上昇したが、その滞空時間は短く序盤の上げをほぼ失っている。

 今週はイタリアの予算案が発表されるが、警戒感は根強いようでユーロの上値を圧迫している。予算案がEU規則のGDP比3%以内に収まったたとしても、裏付けのある成長見通しに基づいているのか確認が必要との指摘も出ている。イタリアのディマイオ副首相は「赤字支出で財源を見出だす」と述べていた。最低年金支給額を月780ユーロに引き上げる方針も示していた。一部からはイタリア債の急落に備えるよう呼び掛けている向きもいるようだ。予算案は27日に公表される予定。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
配信元: Klug FX(クルークFX)
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