ロンドン序盤はユーロやポンドが反発、不安材料あるものの=ロンドン為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/09/24 17:53
ロンドン序盤はユーロやポンドが反発、不安材料あるものの=ロンドン為替

 週明けのロンドン序盤は、ポンド買いが先行、続いてユーロ買いも優勢になっている。ポンドは先週末にメイ英首相がEU離脱交渉が袋小路に陥っていると発言したことで大幅下落した。メイ英首相は引き続きチェッカーズ案にこだわりが強いとも報じられている。ただ、週明けのロンドン勢は買い戻しの動きを先行させており、短期筋の利益確定の動きが優勢。

 また、ユーロ相場も浅い下押しの後、反発の動きが広がっている。独Ifo景況感指数がが予想を上回ったことを受けて買いが強まった。ただ、今週木曜日のイタリア予算方針の提示を控えて、イタリア債が売られており、不透明感が広がっている。

 ポンドドルは1.3124レベル、ユーロドルは1.1768レベルまで本日高値を伸ばしたが、背景となる材料はネガティブなものが多い。買戻し一巡後の動きに注意が必要に。

GBP/USD 1.3106 EUR/USD 1.1759
GBP/JPY 147.61 EUR/JPY 132.45
USD/JPY 112.64 EUR/GBP 0.8973

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