トヨタなど自動車株に買い先行、ドル・円相場が2カ月ぶり円安水準◇
トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株に買いが先行している。NYダウが8カ月ぶり最高値をつけるなどリスクオンの流れが強まるなか、外国為替市場ではドル高・円安が進行、一時1ドル=112円60銭近辺までドルが買われるなど7月下旬以来の円安水準となったことで、輸出採算改善への期待が株価の押し上げ材料となっている。トヨタの19年3月期想定為替レートは106円で実勢よりも6円以上円高で設定されており、業績増額に対する思惑につながる。一方、足もとは日米の閣僚級貿易協議(FFR)を見極めたいとの雰囲気も根強く、自動車セクターの上値を積極的に買い進む動きはみられない。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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