反発、サウジアラビアの発言を好感=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/09/19 05:18
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=69.59(+0.91 +1.32%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.91~0.94ドル高。その他の限月は0.09ドル安~0.86ドル高。

 米国によるイラン制裁が行われるなかで、ブレント原油は80ドル以上が好ましいとサウジアラビアの当局者が発言したことを好感した。米国が中国からの輸入品2000億ドル相当に対する追加関税を発表し、米中貿易戦争がさらに激化していることは相場の上値を抑えた。

 時間外取引で11月限は米中貿易戦争の拡大を嫌気して軟調だったが、サウジアラビアの発言が伝わるとプラス転換した。通常取引開始後は70.17ドルまで一段高となったが、70ドルの節目を上回る水準は重く、高値から押し戻されて引けた。

(minkabu PRESS編集部)

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