ETF売買動向＝5日前引け、原油ブルが新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比8.9％減の777億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同9.9％減の737億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が新高値。ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> は3.47％安と大幅に下落。

　日経平均株価が65円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金577億8700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均688億7000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が86億9500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が29億2700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が8億8700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が8億7100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が8億1400万円の売買代金となった。

株探ニュース