新興市場銘柄ダイジェスト:マネーフォワードが急伸、JESHDは上場来高値更新

配信元:フィスコ
投稿:2018/09/04 15:29
<4575> CANBAS 658 +20
大幅に3日ぶり反発。開発中の抗癌剤候補化合物CBP501の用途に関する特許出願について、日本の特許庁から特許査定を受領したと発表。発明の名称は「ペプチド及びペプチド模倣物の併用並びに癌患者亜集団の処置」。CBP501は、癌細胞や癌細胞を取り巻く癌微小環境に作用することが分かっている。CBP501の開発が成功して上市した場合の期待収益予想値は、今回の特許査定受領で増大するとしている。

<3996> サインポスト 3220 +160
大幅反発。ジェーシービー(JCB)と共同で、サインポストが開発した設置型AIレジ「Wonder Register」(ワンダーレジ)を利用した実証実験を9月下旬からJCB高田馬場オフィス内で実施すると発表。ワンダーレジをオフィス内の店舗等に設置し、JCB社員が商品等をワンダーレジで購入し、利便性を検証する。検証結果を参考に、企業への同レジ導入提案や生体認証決済など決済方法の拡充を検討する。

<6544> JESHD 3180 +155
大幅続伸で上場来高値更新。東証の承認を受け、10日から第1部に市場変更になると発表。同社は市場変更に際し、顧客へ高品質のメンテナンスサービスを市場競争力のある価格に提供することを通じ、更なる事業拡大と企業価値の向上に努めるとコメントした。1部上場に伴い、10月末からTOPIXの構成銘柄となる。このためTOPIX連動型のパッシブファンド等の資金流入が期待されるとして、買いが集まっている。

<6696> トランザス 1605 +4
反発。ウェアラブルデバイス「Cygnus」及び産業用ロボットを用いた製造業向けIoTソリューションについて、大京(石川県小松市)と共同開発契約を締結したと発表。18年度中にソリューションを大京の国内製造工場に導入し、製造現場での業務効率改善効果を検証する。19年度からは大京の海外製造工場への導入と他社工場への提供も開始し、グローバルに展開する予定。

<6628> オンキヨー 105 +16
急騰。オーディオ技術開発を手掛ける米国のDTS,Inc.と資本業務提携に関する契約を締結すると発表。AIソリューション向けIoT対応信号処理回路基板・モジュール化の共同開発を行う。また、DTSを割当先として第三者割当方式による新株発行を実施する。発行株数は700万株で、第三者割当増資前の発行済株式総数に対する割合は6.70%。調達資金(手取概算額)の6.2億円は共同開発に充当する。

<3994> マネーフォワード 4760 +325
急伸。一部メディアが「人工知能(AI)を活用した融資に参入する」と報じている。報道によると、「子会社の貸金業登録を申請し、中小企業や個人事業主に融資する。蓄積したデータを活用した『会計ソフト経済圏』を拡大する」という。日銀の前金融高度化センター長を子会社の社長に迎えたとも伝えられており、AI融資に対する思惑から買い人気が集まっている。

<DM>
配信元: フィスコ

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