【買い】アドバンスト・メディア(3773)： 最高益に上方修正を評価◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

最高益に上方修正を評価

業種：情報・通信業
時価総額：349.7億円
PER：62.35倍
PBR：5.83倍

【今期経常を一転12％増益・最高益に上方修正、配当も16円増額】
8/3の19年3月期の第1四半期（４～６月）連結決算は、売上高が8億1500万円（前年同期比5301％増）と前年同期比1.5倍以上の伸びとなり、営業損益は4600万円の黒字（前年同期1億1100万円の赤字）、最終損益は1億1800万円の黒字（同9700万円の赤字）と黒字転換した。音声認識技術を製造業や医療、教育分野向けを中心に展開している。先行投資負担はあるものの、コールセンター向けなどが好調で、トップラインの伸びが損益改善に寄与している。

【ＡＩ音声認識議事録作成支援サービスを開始】
7/10には人工知能（ＡＩ）による音声認識議事録作成支援サービス「ＰｒｏＶｏＸＴ（プロボクスト）」を11日から提供開始すると発表した。
「ＰｒｏＶｏＸＴ」は、音声認識により議事録作成を半自動化し、素早く効率的に議事録作成を行う文字起こしサービス。月額定額でしかも利用者数の制限なしで運用が可能なため、企業全体での働き方改革を推進し、業務効率化・生産性向上を実現するとしている。なお、7/11日から13日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「第５回働き方改革ＥＸＰＯ」に出展した。


コンピュータが音声を聞き取って文字変換する独自技術核にした各種業務用ソフト開発が事業の柱。同社は、文字起こしサービスに参入しており、高機能学習リモコンなどを次の事業を育成している。