日経平均株価のトレンド
日足、週足、月足ともトレンドは維持しており、短・中・長期の移動平均線上に時価が収斂している状態で崩れてはいません。
ただ、8月3日までのデータでは個人、法人、投信、金融機関などが買い越している中、海外投資家が一転、売り越しになっています。
1月23日一気に24000円台をつけた日経平均株価はその後2割弱もの大幅調整をへて、4か月後の5月21日に23000円台まで戻しました。その後、一か月ごとに売られては戻しを繰り返し、膠着ボックス相場状態が続いています。8月は8日にやや高値を実現させた後、小動きですがこうした動きは昨年の11月~12月29日にも見られました。膠着後、上に放れて一気に1月23日高値を実現しにいったので、今回の膠着もどこかで上か下にブレイクすると思います。
緩急つけた投資で効率よく資金を回していくにはボラテイリティの源泉に注目する手が有効ですが、9月の自民党総裁選挙において、現職総理・総裁の安倍晋三氏がどのような勝ち方をするか、米中貿易戦争、原油価格などにポイントがありそうですね。
ボラテイリティの源泉としてウオッチし続けたい対象の一つは中国の動向です。
景気の先行指標として株価指数をみれば、上海総合株価指数の低迷ぶりは気になるところで、リンクに貼ったゆうちゅうぶ動画のうち、「木村佳子の経済都市伝説」BSE、鳥インフル、製薬業界の闇 後篇の終わりのほうに取り上げているトピックスに象徴されるように中国には海外からだけでなく国内からもいろいろな動きが生じており、習近平政権の今後が気になるところです。
為替見通しは為替コラム(毎木更新 マネーパートナーズ)の今週編に寄稿しましたように、ドル円ベースで上値抵抗111.215
均衡110.054~110.796が実現価格帯と想定していますが、北朝鮮問題をいつでも自在に展開できる点で8月下旬から9月にかけて、またぞろ、緊張もあり得るとみている意見もありますので、突っ込みがあれば株、為替とも仕込み好機と言えるでしょう。
ちなみに投資対象として通貨は金利で選ぶのではなく、流通性と支配度で銘柄を選択したほうがいいと私は思います。その点でトルコリラは難しい局面にあるという認識は変わりません。
株式の銘柄はしばらくは一本釣り方式で「いい材料」を内包し、取り上げられながら、なかなか上に行けず不発だった銘柄が有望だと思います。
いわゆる昭和スター銘柄でなく、分野はまちまちながら独自路線で堅実な基盤を持つ企業にチャンスがありそうで、折々の講演でチャートとともに詳細に触れています。
特にゲーム、バイオ、ソフトウエア、素材加工などの会社に注目です。
ただ、8月3日までのデータでは個人、法人、投信、金融機関などが買い越している中、海外投資家が一転、売り越しになっています。
1月23日一気に24000円台をつけた日経平均株価はその後2割弱もの大幅調整をへて、4か月後の5月21日に23000円台まで戻しました。その後、一か月ごとに売られては戻しを繰り返し、膠着ボックス相場状態が続いています。8月は8日にやや高値を実現させた後、小動きですがこうした動きは昨年の11月~12月29日にも見られました。膠着後、上に放れて一気に1月23日高値を実現しにいったので、今回の膠着もどこかで上か下にブレイクすると思います。
緩急つけた投資で効率よく資金を回していくにはボラテイリティの源泉に注目する手が有効ですが、9月の自民党総裁選挙において、現職総理・総裁の安倍晋三氏がどのような勝ち方をするか、米中貿易戦争、原油価格などにポイントがありそうですね。
ボラテイリティの源泉としてウオッチし続けたい対象の一つは中国の動向です。
景気の先行指標として株価指数をみれば、上海総合株価指数の低迷ぶりは気になるところで、リンクに貼ったゆうちゅうぶ動画のうち、「木村佳子の経済都市伝説」BSE、鳥インフル、製薬業界の闇 後篇の終わりのほうに取り上げているトピックスに象徴されるように中国には海外からだけでなく国内からもいろいろな動きが生じており、習近平政権の今後が気になるところです。
為替見通しは為替コラム(毎木更新 マネーパートナーズ)の今週編に寄稿しましたように、ドル円ベースで上値抵抗111.215
均衡110.054~110.796が実現価格帯と想定していますが、北朝鮮問題をいつでも自在に展開できる点で8月下旬から9月にかけて、またぞろ、緊張もあり得るとみている意見もありますので、突っ込みがあれば株、為替とも仕込み好機と言えるでしょう。
ちなみに投資対象として通貨は金利で選ぶのではなく、流通性と支配度で銘柄を選択したほうがいいと私は思います。その点でトルコリラは難しい局面にあるという認識は変わりません。
株式の銘柄はしばらくは一本釣り方式で「いい材料」を内包し、取り上げられながら、なかなか上に行けず不発だった銘柄が有望だと思います。
いわゆる昭和スター銘柄でなく、分野はまちまちながら独自路線で堅実な基盤を持つ企業にチャンスがありそうで、折々の講演でチャートとともに詳細に触れています。
特にゲーム、バイオ、ソフトウエア、素材加工などの会社に注目です。