ノムラシステムコーポレーション---2Qは売上高が1.9%増、東証1部銘柄に指定、既存顧客の案件規模が拡大

配信元:フィスコ
投稿:2018/08/09 17:29
ノムラシステムコーポレーション<3940>は8日、2018年12月期第2四半期(18年1月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%増の12.62億円、営業利益が同8.6%減の1.91億円、経常利益が同6.0%減の1.95億円、四半期純利益が同16.0%減の1.24億円となった。なお、四半期純利益の前期比については2017年12月期における法人税等の還付による影響。

同社は、2018年6月に東証1部銘柄に指定された。売上高は、プライムにおける既存顧客からの案件規模が拡大し、クラウドソーシングサービス「SAP Success Factors」の売上高が増加した。FIS※の案件数は堅調に推移し、0.21億円増加(前年同期比2.4%増)した。

営業利益は、前期比で、外注費等の売上原価増加により売上総利益が減少したが、市場変更に係る費用等による影響から販管費が増加した。

2018年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比2.2%増の25.90億円、営業利益が同2.6%増の4.18億円、経常利益が同3.2%増の4.18億円、当期純利益が同4.5%減の2.85億円とする期初計画を据え置いている。

※FIS(Function Implement Service):SAP導入プロジェクトにおいて業務設計、システム設計から顧客用件を分析し、SAPの実現機能の設計やアドオン(作りこみ)設計の技術支援を行う。

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配信元: フィスコ

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