太洋工業がマド開け急動意、最終損益黒字転換見通し受け投機資金流入

　太洋工業<6663.T>が急動意、前日まで小幅ながら３日続伸していたが、きょうはマドを開けて一気に上放れた。同社はフレキシブルプリント基板の試作品メーカーで多品種小ロット及び短期納入で優位性を持つ。２６日取引終了後、１８年１２月期の第２四半期連結業績予想の修正を発表。売上高は減額したものの、営業利益と最終損益を上方修正、最終損益は１４００万円と従来予想の赤字から黒字転換見通しに変わったことで、これを材料視する形で投機資金が流入した。損益改善は販管費など合理化努力が反映されたもの。

出所：minkabuPRESS