メタップス<6172>は13日、2018年8月期第3四半期(17年9月-18年5月)連結決算(IFRS)を発表した。売上高が前年同期比67%増の167億円、営業利益が同87%減の0.8億円、税引前利益が同91%減の0.5億円、親会社の所有者に帰属する四半期損失が1億円(前年同期は3.7億円の利益)となった。
マーケティング関連事業における売上高は前年同期比8%減の33億円、セグメント利益は同5%減の1億円となった。スマートフォン向け運用型広告を中心とするネット広告市場の拡大を背景に、積極的な営業活動を展開し業容拡大を図った。海外では、アジア市場における更なる事業基盤の強化に取り組み好調が継続。国内では複数のマーケティング子会社のサービスを横断的に管轄するマーケティング事業本部を新設するも、市況の悪化の影響を受け想定を下回る着地となった。
ファイナンス関連事業における売上高は前年同期比106%増の134億円、セグメント利益は同11%減の3.7億円となった。オンライン決済や電子クーポン等の既存事業が順調に拡大した。仮想通貨PLCの売却益を見込み、他仮想通貨取引所サービスの「CoinRoom」等の新規事業に積極的に投資したものの、PLCの保有目的の変更にて収益の計上をせず、投資費用のみが先行した。
なお、2018年8月期通期の連結業績予想については、同社グループが取り組む事業の多くは、新規性が高く、その市場環境や会計処理に多くの不確定要素を含んでおり、適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断し、業績予想の開示を見合わせている。今後の事業環境や事業進捗の動向を踏まえ、合理的な算定が可能と判断した場合には速やかに提示するとしている。
<SF>
マーケティング関連事業における売上高は前年同期比8%減の33億円、セグメント利益は同5%減の1億円となった。スマートフォン向け運用型広告を中心とするネット広告市場の拡大を背景に、積極的な営業活動を展開し業容拡大を図った。海外では、アジア市場における更なる事業基盤の強化に取り組み好調が継続。国内では複数のマーケティング子会社のサービスを横断的に管轄するマーケティング事業本部を新設するも、市況の悪化の影響を受け想定を下回る着地となった。
ファイナンス関連事業における売上高は前年同期比106%増の134億円、セグメント利益は同11%減の3.7億円となった。オンライン決済や電子クーポン等の既存事業が順調に拡大した。仮想通貨PLCの売却益を見込み、他仮想通貨取引所サービスの「CoinRoom」等の新規事業に積極的に投資したものの、PLCの保有目的の変更にて収益の計上をせず、投資費用のみが先行した。
なお、2018年8月期通期の連結業績予想については、同社グループが取り組む事業の多くは、新規性が高く、その市場環境や会計処理に多くの不確定要素を含んでおり、適正かつ合理的な数値の算出が困難であると判断し、業績予想の開示を見合わせている。今後の事業環境や事業進捗の動向を踏まえ、合理的な算定が可能と判断した場合には速やかに提示するとしている。
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