ベル２４ＨＤが続急伸、“伊藤忠シナジー”寄与し第１四半期は２４％営業増益◇

　ベルシステム２４ホールディングス<6183.T>が続急伸して２０００円台に乗せ、上場来高値を更新している。１１日の取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）連結決算が、売上高３０１億５４００万円（前年同期比５．６％増）、営業利益２７億８７００万円（同２３．８％増）、純利益１６億９４００万円（同３８．９％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　伊藤忠商事<8001.T>との協業強化によるシナジーによる売り上げ押し上げ効果があったほか、前期に業務を開始した既存継続案件の売り上げが堅調に推移した。また、首都圏７拠点目のセンタ―を東京・池袋に開設したことも寄与した。さらに、サービス価格の適正化や業務生産性に取り組んだことも収益性の改善に貢献した。

　なお、１９年２月期の業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高１２４７億円（前期比７．９％増）、営業利益１０３億円（同１０．５％増）、純利益６１億９０００万円（同１０．５％増）を見込んでいる。

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出所：minkabuPRESS