フェニックスバイオの研究開発テーマが「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択

　フェニックスバイオ<6190.T>がこの日の取引終了後、経済産業省の１８年度「戦略的基盤技術高度化支援事業」に、同社の「脂質代謝研究素材として高脂質代謝機能と高利便性を備えるヒト肝細胞の開発」が採択されたと発表した。

　同事業は、中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく１２技術分野の向上につながる研究開発や、その試作などの取り組みを支援するのが目的。中小企業や小規模事業者が、大学・公設試などの研究機関と連携して行う、製品化につながる可能性の高い研究開発、試作品開発および販路開拓への取り組みを支援するという。

　今回採択された同社の研究開発は、同社の「ＰＸＢ－ｃｅｌｌｓ」の技術を応用し、脂質の研究領域に求められているニーズを満たす新しい研究用ヒト肝細胞を開発し、脂質研究を加速させることで、生活習慣病による健康や医療費の問題を解決に貢献することを目指すという。なお、補助期間は１８年度から２年間。

出所：minkabuPRESS