インドの仮想通貨取引所コインセキュアが26日、同取引所で4月に発生したサイバー攻撃に伴う438ビットコイン(当時のレートで約300万ドル相当)の不正流出に対する補償手続きの内容を発表した。
同社によると、補償は流出が起きた4月9日時点のレートを適用して、インドの法定通貨であるルピーによって行うという。また、補償金の支払いにあたっては、同社に対して将来的にいかなる責任も追及しないことを約束する内容の同意書とその他の申請書類を6月30日までに提出することを求めた。期日後に受けた申請については、一切責任を負わないものとすることを伝えている。
同社が4月19日に行った発表では、流出したビットコイン全てを回収できた場合、顧客の口座には保有していた分のビットコインを返還し、回収が不可能となった場合は、流出日のレートを適用し、保有分の10%をビットコインで、90%をルピーで補償すると伝えていたが、結果的に100%がルピーで補償されることとなった。ビットコインの価格は、4月9日時点の終値約6,700ドルに対し、6月26日の15時時点では約6,100ドルを付けている(コインマーケットキャップより)。
同社は事件発覚後、不正流出に取引所のセキュリティ責任者であったサクセナ博士が関与している疑いがあると主張していたが、その後の調査結果についての説明は未だ明らかにされていない。
<MT>
同社によると、補償は流出が起きた4月9日時点のレートを適用して、インドの法定通貨であるルピーによって行うという。また、補償金の支払いにあたっては、同社に対して将来的にいかなる責任も追及しないことを約束する内容の同意書とその他の申請書類を6月30日までに提出することを求めた。期日後に受けた申請については、一切責任を負わないものとすることを伝えている。
同社が4月19日に行った発表では、流出したビットコイン全てを回収できた場合、顧客の口座には保有していた分のビットコインを返還し、回収が不可能となった場合は、流出日のレートを適用し、保有分の10%をビットコインで、90%をルピーで補償すると伝えていたが、結果的に100%がルピーで補償されることとなった。ビットコインの価格は、4月9日時点の終値約6,700ドルに対し、6月26日の15時時点では約6,100ドルを付けている(コインマーケットキャップより)。
同社は事件発覚後、不正流出に取引所のセキュリティ責任者であったサクセナ博士が関与している疑いがあると主張していたが、その後の調査結果についての説明は未だ明らかにされていない。
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