東証REIT指数は5カ月ぶり新高値、金融正常化遅れ高利回り再評価◇
東証REIT指数が新高値。一時1782ポイントまで上昇し、1月24日につけた年初来高値(1768.07)を5カ月ぶりに更新した。日本ビルファンド投資法人<8951.T>やジャパンリアルエステイト投資法人<8952.T>も新高値に買われている。全体相場が米中貿易摩擦の激化懸念で手掛けにくさを増すなか、内需系出遅れセクターとしてJ-REITを再評価する動きが出ている。一時懸念視された毎月分配型投信からの解約売りも一巡した様子だ。欧米の中央銀行が金融正常化に向かうなか、物価の伸びが鈍る日本では当分は超低金利政策が続くとの見方が出ている。こうしたなか、平均分配金利回りが4%近い水準にあるJ-REITを見直す動きが強まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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