資生堂、コーセーなど化粧品株の上昇継続、インバウンド効果で化粧品市場は拡大一途◇
資生堂<4911.T>、コーセー<4922.T>、ファンケル<4921.T>が続伸歩調となるなど化粧品株が軒並み上昇している。貿易摩擦問題への懸念から電機や機械、自動車など主力株セクターが軟調に推移するなか、デフェンシブの代表的セクターとして引き続き買いを呼び込む展開。国内化粧品市場の拡大が続いており、昨年時点で出荷規模は約1兆6300億円と2年連続で過去最高を更新している。また、今年に入っても好調で、これは中国人をはじめとする訪日外国人によるインバウンド需要が大きい。訪日客は帰国後も越境ECにより継続的に購入するケースが多いという。今週20日に5月の訪日客数の発表があるが、これを先取りした買いも入っているもようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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