動き始めた「恐怖シナリオ・クリエイター」ジョージ・ソロス氏
またぞろジョージ・ソロス氏が動き始めています。
この人は大衆の恐怖心理の演出家としてはピカイチ。
過去に失敗もされているようですが、歴戦勝利の実績があります。
リーマンショック冷めやらぬ頃、ユーロ危機を喧伝しては激安価格に落ちたスペイン、イタリア、ギリシャなどの債券を買いまくって大儲けしたり、
近年では日本の政府筋に近い学者に面談を申込み、アベノミクスの金融緩和策について徹底取材。
2011年11月14日、実質的にはアベノミクスの始動(当時は解散総選挙で自民党の復活がかかっていた)でドル高円安、日本株高に勝算ありとみなすや、機敏に動き、短期間で930億円も儲け、ウォールストリートジャーナルに記事化されたり。この人は大衆の恐怖心がマックスになるところで資産価格が超割安になるや買いまくって儲けるのが得意。
そのソロス氏の動きがまた活発化しています。
5月29日にはユーロについて、「イギリスのEU離脱、イタリアなどの財政問題、失業率上昇から移民への悪感情が増大」等に言及しユーロの危機を指摘しています。
さらに6月に入ると「トランプ政権に反対する。中間選挙では民主党に約16億円寄付して応援する」と明らかにしています。ということはソロス氏は親中、親ロでもあるのかなと思いますが、11月6日に迫った米中間選挙に狙いを定め、不確実性創出に踏み出しているように見受けられます。
当然、9月や12月のメジャーSQに向けた言動であると思いますし、前哨戦として9月には自民党・安倍氏三選可否がありますから、
秋口に勝算あり、とみて行動しているのでしょう。
直近では6月12日にアメリカと北朝鮮のトップ会談が予定されていますが、会談後にどんな展開となるかは予断を許さないことから、そういう点においても「恐怖シナリオ」創出機会ありと勝算を計算しているのではないかと考えられます。
さて、現時点で日経平均株価に対する注意点として2018年1月23日につけた高値24129.34円と5月21日高値23050.39円を結んだ線が右肩下がりになっているということです。図を参照
次の高値ステージを期待する場合、この上値抵抗線を株価が抜く必要があり、しかもより上昇が信頼できるものになるためにはこのラインが右肩上がりにならなければならないのです。
現時点では右肩下がりの上値抵抗線である点から、日経平均株価は通じぅょコースでも23000~20000円幅の中でのレンジでしばらく時間をかけての調整継続、突発事項があれはその限りにあらずというコースを想定しておくべきではないかと思います。
ジョージ・ソロス氏が狙う大衆の恐怖が高まる場面での安値仕込み、かつ高値利確チャンスが想定される素材は
●トランプ+金正恩会談の後の世界
●9月安倍三選の可否
●11月6日米中間選挙の結果
というメインデッシュ以外に
★ユーロ危機再び
★中国・ロシア動向
★テロ等、不測の事態
というトッピングもあり得ます。
個人投資家は、コトが起こったときに右往左往する大衆心理とは距離を置き、ソロスさんの動きからコバンザメ投資で割安実現時、欲しい株をしっかり買えるようにしておきたいものですね。
この人は大衆の恐怖心理の演出家としてはピカイチ。
過去に失敗もされているようですが、歴戦勝利の実績があります。
リーマンショック冷めやらぬ頃、ユーロ危機を喧伝しては激安価格に落ちたスペイン、イタリア、ギリシャなどの債券を買いまくって大儲けしたり、
近年では日本の政府筋に近い学者に面談を申込み、アベノミクスの金融緩和策について徹底取材。
2011年11月14日、実質的にはアベノミクスの始動(当時は解散総選挙で自民党の復活がかかっていた)でドル高円安、日本株高に勝算ありとみなすや、機敏に動き、短期間で930億円も儲け、ウォールストリートジャーナルに記事化されたり。この人は大衆の恐怖心がマックスになるところで資産価格が超割安になるや買いまくって儲けるのが得意。
そのソロス氏の動きがまた活発化しています。
5月29日にはユーロについて、「イギリスのEU離脱、イタリアなどの財政問題、失業率上昇から移民への悪感情が増大」等に言及しユーロの危機を指摘しています。
さらに6月に入ると「トランプ政権に反対する。中間選挙では民主党に約16億円寄付して応援する」と明らかにしています。ということはソロス氏は親中、親ロでもあるのかなと思いますが、11月6日に迫った米中間選挙に狙いを定め、不確実性創出に踏み出しているように見受けられます。
当然、9月や12月のメジャーSQに向けた言動であると思いますし、前哨戦として9月には自民党・安倍氏三選可否がありますから、
秋口に勝算あり、とみて行動しているのでしょう。
直近では6月12日にアメリカと北朝鮮のトップ会談が予定されていますが、会談後にどんな展開となるかは予断を許さないことから、そういう点においても「恐怖シナリオ」創出機会ありと勝算を計算しているのではないかと考えられます。
さて、現時点で日経平均株価に対する注意点として2018年1月23日につけた高値24129.34円と5月21日高値23050.39円を結んだ線が右肩下がりになっているということです。図を参照
次の高値ステージを期待する場合、この上値抵抗線を株価が抜く必要があり、しかもより上昇が信頼できるものになるためにはこのラインが右肩上がりにならなければならないのです。
現時点では右肩下がりの上値抵抗線である点から、日経平均株価は通じぅょコースでも23000~20000円幅の中でのレンジでしばらく時間をかけての調整継続、突発事項があれはその限りにあらずというコースを想定しておくべきではないかと思います。
ジョージ・ソロス氏が狙う大衆の恐怖が高まる場面での安値仕込み、かつ高値利確チャンスが想定される素材は
●トランプ+金正恩会談の後の世界
●9月安倍三選の可否
●11月6日米中間選挙の結果
というメインデッシュ以外に
★ユーロ危機再び
★中国・ロシア動向
★テロ等、不測の事態
というトッピングもあり得ます。
個人投資家は、コトが起こったときに右往左往する大衆心理とは距離を置き、ソロスさんの動きからコバンザメ投資で割安実現時、欲しい株をしっかり買えるようにしておきたいものですね。