今度はイタリアの政局混迷でリスクオフの動き
トルコについてはやや落ち着きを取り戻してきました(ただチャートで確認すると、日足・週足は売りトレンドが継続しています)、今度はイタリアの政局混迷でユーロを中心にリスクオフの動きが強まっています。
イタリアでは「五つ星運動」と「同盟」の主導による財政赤字の拡大やユーロ離脱の懸念が浮上、この混乱を背景にイタリアの10年債は3.16%台に急騰、これは米国の10年債利回りを上回る水準です。
基本的に金利の高いところに資金は流れると言われておりますが、今回の場合についてはイタリアの信用力の低下を意味しており、金利上昇≠ユーロ買い(悪い金利上昇)とはならないわけです。
米国の政治ネタ(トランプ大統領の呟き)は相場に与える影響が長続きしない傾向にありますが、今回のイタリアの問題については尾を引くことになりそうです。
目先、ユーロドルの1.1500ドルを維持できるのか否かがポイントとなりそうです。
チャートを見ると、日足の標準偏差ボラティリティでは明確な売りトレンドは出ていませんが、週足では売りトレンドが発生しています。
<資料>ユーロ/米ドル(週足)の推移
イタリアでは「五つ星運動」と「同盟」の主導による財政赤字の拡大やユーロ離脱の懸念が浮上、この混乱を背景にイタリアの10年債は3.16%台に急騰、これは米国の10年債利回りを上回る水準です。
基本的に金利の高いところに資金は流れると言われておりますが、今回の場合についてはイタリアの信用力の低下を意味しており、金利上昇≠ユーロ買い(悪い金利上昇)とはならないわけです。
米国の政治ネタ(トランプ大統領の呟き)は相場に与える影響が長続きしない傾向にありますが、今回のイタリアの問題については尾を引くことになりそうです。
目先、ユーロドルの1.1500ドルを維持できるのか否かがポイントとなりそうです。
チャートを見ると、日足の標準偏差ボラティリティでは明確な売りトレンドは出ていませんが、週足では売りトレンドが発生しています。
<資料>ユーロ/米ドル(週足)の推移