株価はトレンド転換。上がるの？下がるの？【2018/05/28-06/01】

安いところは買いもよいが機動的な判断を

日経平均株価は5月25日金曜日、2万2,450.79円で取引を終えました。前回「上昇トレンドが継続しているのでトレンドフォローでよい。それなりの水準まで上昇しているのでトレンド転換には注意」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で動いた一週間でした。

米国の株式市場は小動きの一週間でした。
ドル円相場はドル売りが進んだ一週間でした。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを分析する限りでは、足元は上昇トレンドから下落トレンドに転換しました。
米朝首脳会談や自動車関税に関する報道、ドル円相場での円高進行や、節目である2万3,000円を突破した達成感などがその要因として考えられるでしょう。
目標上値は2万2,900円、下値は2万1,950円、それぞれプラスマイナス150円とします。

今週から6月入りです。会社四季報夏号の発売を控えて物色の矛先に広がりが出てきたため、体感地合いが良いと感じている個人投資家も増えてきたようです。
押し目なのか、それとも調整なのかは現時点では明らかにはなっていません。中長期的なトレンドがはっきりするまではどちらにも対応できるよう、安い所は買いで対応して機動的な売買を心掛けましょう。
ただ、足元では円買いが進行していて、動きが気になるところではあります。