桑山<7889>は17日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比11.8%減の329.98億円、営業利益が同32.1%減の8.69億円、経常利益が同35.9%減の10.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.1%増の6.27億円となった。
国際的なダイヤモンド市場の環境変化に鑑み、今後の市場変動、リスク発生の可能性などの評価・判断のための情報収集を行い、同社のダイヤモンド調達体制の見直しと、当期での大幅な仕入抑制を実施した。この結果、ダイヤモンド素材販売は大幅に減少した。
国内市場では、クリスマス商戦から小売市場の回復の兆しが窺え、第4四半期で売上は改善したが、通期では春夏の販売不振による先行き不透明感から、年末年始商戦の大口受注が通年に比べ遅れ、一時期に偏って受注が集中した。このため受注見込みに対する変動ブレ幅が大きくなり、効率的対応が行えず、生産性を低下させる結果となり、減益となった。
海外市場では、強みであるODM製品提案が中国市場で順調に伸長した。また、中国2工場を含め、海外事業を集約した本社機能を有する新組織として、桑山インターナショナルが当期末から立ち上がり、中国市場をはじめ、アジア・北米の市場にスピーディに対応する製販一体体制の整備が進んだが、期中での業績貢献には至らなかった。
当期での生産性の低下など事業効率の悪化に対して、当期末より、主要取引先との年間受発注計画の組成などの施策に着手しており、次期での着実な改善と成果に繋げるとしている。
2019年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.1%増の350.00億円、営業利益が同26.5%増の11.00億円、経常利益が同3.9%増の10.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の6.50億円としている。
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国際的なダイヤモンド市場の環境変化に鑑み、今後の市場変動、リスク発生の可能性などの評価・判断のための情報収集を行い、同社のダイヤモンド調達体制の見直しと、当期での大幅な仕入抑制を実施した。この結果、ダイヤモンド素材販売は大幅に減少した。
国内市場では、クリスマス商戦から小売市場の回復の兆しが窺え、第4四半期で売上は改善したが、通期では春夏の販売不振による先行き不透明感から、年末年始商戦の大口受注が通年に比べ遅れ、一時期に偏って受注が集中した。このため受注見込みに対する変動ブレ幅が大きくなり、効率的対応が行えず、生産性を低下させる結果となり、減益となった。
海外市場では、強みであるODM製品提案が中国市場で順調に伸長した。また、中国2工場を含め、海外事業を集約した本社機能を有する新組織として、桑山インターナショナルが当期末から立ち上がり、中国市場をはじめ、アジア・北米の市場にスピーディに対応する製販一体体制の整備が進んだが、期中での業績貢献には至らなかった。
当期での生産性の低下など事業効率の悪化に対して、当期末より、主要取引先との年間受発注計画の組成などの施策に着手しており、次期での着実な改善と成果に繋げるとしている。
2019年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比6.1%増の350.00億円、営業利益が同26.5%増の11.00億円、経常利益が同3.9%増の10.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の6.50億円としている。
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