マザーズ指数は続落、決算ピークで東証1部銘柄に物色、直近IPO銘柄は下値模索

配信元:フィスコ
投稿:2018/05/10 17:03
 本日のマザーズ市場は、利益確定売り優勢の展開だった。今週末にかけて決算発表のピークを迎えており、大きく値を飛ばす東証1部銘柄が相次いだ。このため、個人投資家の物色も再び東証1部銘柄に向かったようだ。マザーズ市場では決算を受けて大きく値を崩す銘柄も散見され、直近IPO銘柄は下値模索の動きが続いた。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で622.47億円。騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり149銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、ミクシィ<2121>UNITED<2497>、SOSEI<4565>などが下落。直近IPO銘柄ではHEROZ<4382>が10%安となり、RPA<6572>も大きく売られる場面があった。決算発表銘柄では、今期業績見通しが市場予想に届かなかったグレイス<6541>、第1四半期が赤字スタートとなったエナリス<6079>が急落し、マザーズ下落率上位に並んだ。一方、マザーズ売買代金トップのAppBank<6177>JIA<7172>、グローバルW<3936>などが上昇。第3四半期決算が好感されたVデザイン<3960>が10%超高でマザーズ上昇率トップとなり、メディカルN<3645>コンヴァノ<6574>ライフネット<7157>も上げが目立った。
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配信元: フィスコ

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