明日から後半戦スタート
GW前半戦は比較的静かな動き、そして明日から後半戦がスタートします。目先の注目点はドル円110円突破できるのか否か。本日(日本時間3日午前3時)はFOMC声明文の発表が予定されています。
債券市場ではFOMCの結果及び債券発行計画の公表を前に持高調整の売り(利回りは上昇)が優勢に、債券利回りが上昇したことで近時のドル買いの流れが継続、ドル円は110円目前まで上昇しています。
債券を買う理由を探すのがより一層難しくなった印象ですが、これって「悪い金利上昇」のような気がするのは筆者だけでしょうか。
金利上昇に伴う株式市場の反応は今のところ、限定的な値動きとなっていますが、ここから金利上昇が一層進んだ場合の株式市場の値動きには注意が必要な局面であると考えています。
もう一つのイベントとして明日から米中通商会議が開催されます。
当初、国際協調派のムニューシン財務長官が対中交渉を仕切る予定でしたが、今回のメンバーに対中強硬派のライトハイザー氏、ナバロ氏も加わるとされており、再度米中貿易戦争に繋がる可能性があることにも注意が必要だと考えています。
冒頭でも触れましたが、日本はGW真っただ中。GWオーダー、輸入は遥か眼下に位置しているため現相場への影響は限定的となりそうですが、輸出はそろそろ相場の上値の重石となってきそうな水準ではないかと考えます。
これまでドル円相場の長期トレンドに影響を与えておりました200日移動平均線水準(110.21円)も直上に位置していますので、ドル円の110円突破は一時的にあっても110円台の滞空時間は短くなるのではないでしょうか。
<資料>ドル/円(日足)2017/12/13~2018/5/2
債券市場ではFOMCの結果及び債券発行計画の公表を前に持高調整の売り(利回りは上昇)が優勢に、債券利回りが上昇したことで近時のドル買いの流れが継続、ドル円は110円目前まで上昇しています。
債券を買う理由を探すのがより一層難しくなった印象ですが、これって「悪い金利上昇」のような気がするのは筆者だけでしょうか。
金利上昇に伴う株式市場の反応は今のところ、限定的な値動きとなっていますが、ここから金利上昇が一層進んだ場合の株式市場の値動きには注意が必要な局面であると考えています。
もう一つのイベントとして明日から米中通商会議が開催されます。
当初、国際協調派のムニューシン財務長官が対中交渉を仕切る予定でしたが、今回のメンバーに対中強硬派のライトハイザー氏、ナバロ氏も加わるとされており、再度米中貿易戦争に繋がる可能性があることにも注意が必要だと考えています。
冒頭でも触れましたが、日本はGW真っただ中。GWオーダー、輸入は遥か眼下に位置しているため現相場への影響は限定的となりそうですが、輸出はそろそろ相場の上値の重石となってきそうな水準ではないかと考えます。
これまでドル円相場の長期トレンドに影響を与えておりました200日移動平均線水準(110.21円)も直上に位置していますので、ドル円の110円突破は一時的にあっても110円台の滞空時間は短くなるのではないでしょうか。
<資料>ドル/円(日足)2017/12/13~2018/5/2