佐田建、前期経常を一転34％増益に上方修正

　佐田建設 <1826> が4月27日後場(14:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→14.6億円(前の期は10.9億円)に54.0％上方修正し、一転して33.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7億円→12.1億円(前年同期は6.6億円)に73.2％増額し、増益率が6.1％増→83.7％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成30年3月期通期連結業績予想については、売上高は大型工事の進捗の遅れ等により前回予想を下回る見込みであります。損益については、工事採算性の向上等による完成工事総利益の改善により、営業利益及び経常利益はそれぞれ予想を上回る見込みであります。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、繰延税金資産の取崩による法人税等調整額157百万円の計上等があるものの、予想を上回る見込みであります。個別業績予想については、連結業績予想の修正と同様の理由によるものであります。なお、個別の繰延税金資産の取崩による法人税等調整額は124百万円であります。