【買い】新日本無線(6911)中期の下落トレンドに一巡感、決算を機にトレンド転換期待高まる◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/04/24 08:43

中期の下落トレンドに一巡感、決算を機にトレンド転換期待高まる

同社は電源用ICなど半導体が柱で、オペアンプ生産量は世界首位級。半導体のほかにファウンドリーやマイクロ波コンポーネント、マイクロ波間・周辺機器などを手掛ける。「ドライブレコーダー」や「コネクテッドカー」としてのテーマ性も持ち合わせる。なお、筆頭株主は日清紡HD(3105)

主力の半導体、電子デバイス製品のほかに衛星通信用コンポーネントなどマイクロ波製品が好調。とくに海外向けで売上がのびており、今期の業績は売上・利益ともに増収増益予想。とくに利益面の伸びが顕著で、会社計画の進捗率も過去平均を大幅に上回る。

株価は4月に入ってから底入れし、足元では25日移動平均線を回復。昨年末からの調整もようやく一巡してきた模様で、目先は為替の円安進行から戻りを試す展開か。テクニカル指標のMACD、RCIが上向きはじめたところで、株価バリュエーション面でもPERは12倍台。本日引け後に決算発表を控えているものの、コンセンサス期待はそれほど高くない。企業のガイダンスリスクを差し引けば決算通過後に戻りが加速する可能性も期待できる。


業種:電気機器
時価総額:311.5億円
PER:12.45倍
PBR:2.55倍

11:10追記 出来高を伴いつつ前場は上昇している。決算への期待が高まる。
配信元: 達人の予想

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