IHI、前期経常を一転5%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/04/23 15:00
 IHI <7013> が4月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の390億円→210億円(前の期は220億円)に46.2%下方修正し、一転して4.6%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の194億円→14.2億円(前年同期は169億円)に92.7%減額し、一転して91.6%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.営業外損失(持分法による投資損失)の内容当社の持分法適用関連会社であるJMUにおいて,主として当第4四半期の為替相場変動により,外貨建て工事の採算が悪化しました。加えて,現在の事業環境及び業績動向を勘案し,繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果,繰延税金資産の相当部分を取り崩すこととなりました。これに伴い,当社は,JMUの決算報告に基づき,2018年3月期の決算において,累計で持分法による投資損失320億円(本年2月1日適時開示の第3四半期決算計上額109億円を含む)を計上することとしました。2.通期業績予想修正の理由売上高は,概ね前回発表予想どおりとなる見込みです。損益面では,営業利益は,同日付の適時開示「関係会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ」に記載のとおり,北米で遂行中のプロセスプラント案件の採算性の悪化があった一方で,各報告セグメントで改善し,概ね前回発表予想どおりとなる見込みです。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は,持分法による投資損失について,上記1.の影響を織り込んだことなどにより,減益となる見込みです。(注)上記の業績予想数値につきましては,当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており,実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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