東芝は3日ぶりに反発し一時300円回復、「東芝メモリ」売却で思惑錯綜
東芝<6502.T>が3日ぶりに反発。株価は一時今月5日以来の300円を回復した。東芝の半導体子会社「東芝メモリ」を巡り、売却を取り止める可能性があることを複数のメディアが報道しており、市場には思惑が錯綜している。
毎日新聞は22日、東芝メモリに関し「5月末までに独占禁止法の審査で中国当局の承認が得られなければ、売却を中止する方針を固めた」と報じ、売却中止の場合、「必要な設備投資資金を確保するため東芝メモリの新規株式公開(IPO)を検討する」と伝えた。 23日付の日本経済新聞も「中国での独占禁止法の審査が5月28日に最終期限を迎えることが分かった」と報道し「承認が下りるかは予断を許さない状況」としたうえで、複数のシナリオのなかのひとつとして、売却を撤回しIPOに踏み切る可能性に触れた。
東芝は、この日、特定の条件下での売却取り止めを含め、具体的な方針は決定していないとリリースを発表したが、市場には東芝メモリ売却を撤回し、IPOに踏み切ることを前向きに評価する見方もあり、この日は買いが先行する格好となっている。
出所:minkabuPRESS
毎日新聞は22日、東芝メモリに関し「5月末までに独占禁止法の審査で中国当局の承認が得られなければ、売却を中止する方針を固めた」と報じ、売却中止の場合、「必要な設備投資資金を確保するため東芝メモリの新規株式公開(IPO)を検討する」と伝えた。 23日付の日本経済新聞も「中国での独占禁止法の審査が5月28日に最終期限を迎えることが分かった」と報道し「承認が下りるかは予断を許さない状況」としたうえで、複数のシナリオのなかのひとつとして、売却を撤回しIPOに踏み切る可能性に触れた。
東芝は、この日、特定の条件下での売却取り止めを含め、具体的な方針は決定していないとリリースを発表したが、市場には東芝メモリ売却を撤回し、IPOに踏み切ることを前向きに評価する見方もあり、この日は買いが先行する格好となっている。
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