(4041)日本曹達
四季報によると、農薬の委託試験費が前期からずれ込む。が、苛性ソーダの値上げに加え、樹脂添加剤の数量戻る。建設も受注残豊富。営業外は北米持分会社益半減へ。ブラジルも一服。飼料添加剤の値上げ浸透見込まず。5月拠点設立、農薬・医薬添加剤の拡販狙う。3次元NAND向けフォトレジスト材の能力5割増。今年度以降、新農薬を順次投入、3品で年商100億円目標。
8月4日発表時点。2018年3月期本決算予想は、5月12日時点で2017年3月期比で営業利益+4.4%の56億円、経常利益は-20.3%の79億円の見通しとなっており、8月4日時点の発表でも変わっていません。
2013年6月13日の446円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年10月23日に966円の高値をつけ、ここをピークに下方修正があって急角度の下落となり、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2016年7月8日の384円で底打ちとなり、ここからの反発で下降トレンド(B)を上にぬけて8月31日の535円まで上昇後、再下落となって11月9日の404円を2番底にして大きく上昇し、今年の2月22日に681円の戻り高値をつけました。ここから5月30日561円まで押し目を入れ再上昇となりましたが、8月8日の671円で2点天井の形となって8月18日に613円で売転換となっています。日経平均の下落次第では大きな押し目となりそうです。
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(1967)ヤマト
四季報によると、冷凍冷蔵設備など好採算案件が完工。主力の空調・衛生も繰り越し工事の手持ち厚く順調。水処理プラントも自治体向けが伸びる。生産合理化の進展も効く。労働力不足による賃上げの負担や資材高を見込む会社営業減益計画はやや保守的。高砂熱学工業へ自己株3・75%分割り当て調達資金で同社株取得。技術等協力。3次元CGで受注等迅速化。
7月27日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益-5.7%の29億円、経常利益-5.2%の30.6億円の見通しとなっています。
2012年10月30日の258円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年3月15日の455円まで上昇。その後、6月7日の301円まで押し目を入れ309~378円のボックス相場入りとなり、この中で2014年3月20日の309円を安値にゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンドの中で、2016年2月12日の411円を安値に、やや角度の大きい下値を切り上げる上昇トレンド(C)へ移行していましたが、今年の4月7日の515円を安値に5月23日に570円で買転換となって急騰し、8月8日に771円の高値をつけました。ここで日経平均の下落につれ安して8月18日に721円で短期の売転換となっています。現在の日経平均が短期波動の下げであれば、この銘柄も軽い調整で済みますが、中期派動の下げになると、もっとつれ安するので大きな押し目を待ってみるスタンスとなります。
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(2201)森永製菓
四季報によると、健康は『ウイダー』が販促効き増勢。菓子、冷菓も『ジャンボ』など主力品が好調持続。原料安の恩恵一服でも償却負担増を軽くこなす。営業益着実増。会社計画は慎重。3期連続最高純益。増配継続も。米国など海外は急拡大狙わず着実に『ハイチュウ』の販促投資継続。国内は今夏『ウイダー』新製造ライン稼働、需要増に備え。森永乳業との経営統合見送り。
8月9日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+9.6%の193億円、経常利益+8.6%の199億円の増収・増益見通し。5月12日時点の予想を上方修正。
2016年5月16日の2585円(併合前517円)を安値に上昇トレンド(A)を形成中。この中で今年の4月21日の5110円を安値に好業績期待で大幅上昇となり、6月13日の7270円まで上昇。ここを当面のピークにして7月5日の6120円まで押し目を入れたあと、8月14日の6950円まで上昇するものの2番天井となって8月18日に6260円で売転換出現となりました。7月5日の6120円を切るといったん相場がこわれたことになり、もう一段安となってきます。業績からは大きく下げたところでは買えますので日経平均の大きな下げにつれ安するタイミングで待ち伏せするスタンスとなります。
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(4005)住友化学
四季報によると、】石油化学の利益前期並み。液晶フィルム、スマホ材料が勢い取り戻し、電子材料の収益急回復。農薬の海外需要戻る。医薬堅調。営業外は前期活況呈した東南ア石化合弁の持分益縮小だが、最高純益更新。内陸部の四川省でも高性能樹脂の新生産拠点立ち上げ。バンパー、内装材用に供給。遼寧省ではエアバッグ材等に使用されるエラストマー生産開始へ。
8月1日発表時点、2018年3月期本決算予想は、5月16日時点で2017年3月期比で営業利益+22.8%の1650億円、経常利益+11.0%の1850億円の増収・増益の見通し。8月1日時点でも予想は変わらず。
2014年10月17日の333円を安値に上昇トレンド(A)となり、この中で2015年6月16日の798円の高値をつけ、その後はここをピークに上値を切り下げる下降トレンド(B)となりました。この下降トレンド(B)の中で昨年の7月8日の396円、8月4日の399円とダブル底をつけて、上昇トレンド(C)に転換しています。この上昇トレンド(C)の中で今年の3月7日に669円まで上昇後、下降トレンド(B)の上値ラインにアタマを抑えられ、4月17日の574円、5月31日の576円と2点底をつけて反発し、6月21日に609円で買転換となり、下降トレンド(B)を上にぬけて7月21日に684円まで上昇して押し目となっています。
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(2378)ルネサンス
四季報によると、フィットネス新店6(前期3)。会員数増加と新メニュー増加による単価上昇で既存店堅調。自治体や企業からの健康プログラム受託も伸びる。ベトナム子会社黒字化し最高純益更新。連続増配。打球解析センサーをラケットに装着したテニスレッスン導入。リハビリジムは直営以外にFCも増加方針。所属の女子競泳選手の活躍を水泳会員増につなぐ。
7月31日発表時点。2018年3月期本決算予想は、5月11日時点で2017年3月期比で営業利益+8.6%の40億円、経常利益+8.2%の38億円の増収・増益の見通し、7月31日時点でも予想は変わらず。
サービス業:フィットネススクール、プロショップ等。
2013年6月7日の630円の安値から上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年8月11日の1500円でいったんピークとなり、押し目を入れて反発したあと、下降トレンド(B)へ移行して上昇トレンドを切り2016年6月24日に1064円で底打ちとなりました。ここからの反発で急角度の上昇トレンド(C)へ転換し、今年の3月21日に1945円の高値をつけました。ここからの押し目で上昇トレンド(C)をわずかに切って4月6日の1725円まで下げたあと再上昇となり、5月22日の2043円、6月2日の2086円、7月14日の2029円と三尊天井となって上昇トレンド(C)を突破できず、8月1日に1830円で売転換となりました。8月3日に1916円まで反発するもすぐに下落となって、さらに下値を試す「ろく売」の法則がでています。
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