(5232)住友大阪セメント
四季報によると、セメントは国内販売が前期比2%増の900万t、輸出が同9%増の150万tと好転計画。ただ、石炭・電力価格、運搬費上昇の一方、輸出価格続落。光電子や電池材料など高機能材の頑張り及ばず営業益横ばい。株・土地売却益ない。増配。石炭は1t95ドル想定(前期81ドル)、1ドル高で営業益1・3億円吹っ飛ぶ。配当性向メドを25%から30%に引き上げ。
8月8日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は―0.1%の215億円、経常利益は+1.6%の230億円とほぼ変わらずの見通し。
2012年11月13日の251円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月27日の327円まで上昇後、いったん2013年4月5日の246円まで押し目を入れたあと上昇トレンド(A)となりました。この中で2015年8月17日の524円の高値をつけたあと、ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行していましたが、2016年7月27日の504円を高値に大幅下落となり、下降トレンド(B)の下値サポートラインを切って11月9日に367円まで下落しました。しかし、ここを安値に反発となって下降トレンド(B)を上放れする上昇となり、今年の6月26日には559円をつけて2015年8月17日の524円を高値を更新しました。ここから反落となっていますが押し目買い有利の形です。
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(3341)日本調剤
四季報によると、ジェネリック製造は既存工場増設も償却負担で横ばい。だが、柱の調剤薬局がM&A含め店舗純増40(前期同30)。既存店の処方箋枚数は軟調だが、調剤報酬改定の対応が急進。営業益反発。増配期待。つくば第二工場は18年4月稼働へ工事進捗。22年フル稼働で年産162億錠体制へ(17年3月末同62億錠)。グループ内販の強みで再編生き残る。
7月31日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+18.6%の101.05億円、経常利益は+22.9%の98.04億円に回復の見通し。
2015年9月28日より1/2分割となりました。それ以降のチャートをみると、11月2日の5700円を高値とし、2016年2月12日の3245円を安値とする大きな三角保ち合い(A)の中の動きとなっています。煮詰まりつつある中で今年の4月14日の3495円の安値から5月11日の4295円まで上昇し、ここからの反落で7月5日の3510円まで下げ、7月31日に3680円で買転換となって8月4日の3960円まで上昇し、ここから日経平均につれ安して押し目形成となっています。
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(6955)FDK
四季報によると、柱のアルカリ乾電池やニッケル水素電池は北米市場で引き合い強く廉価品軸に堅調。前期落ち込んだ電子事業は車載向けコイルデバイス、インダクターで復活。スイッチング電源も微増。前期の生産設備減損による償却軽減もあり営業益浮上。バックアップ電源用大容量ニッケル水素蓄電池開発、18年度中に市場投入。全固体リチウム電池の開発も加速。
7月26日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は―3.3億円の赤字転落から14億円の黒字転換。経常利益も6.97億円の赤字転落から7億円への黒字転換の見通し。
2014年5月21日の107円を安値に大幅上昇となり、7月9日に260円まで上昇しました。ここをピークに買われ過ぎからの下落となり、業績も下方修正となったことで下降トレンド(A)へ転換し、この中で2016年6月24日の74円、7月8日の73円とダブル底を形成しました。ここから下降トレンド(A)を上にぬいて、7月25日の158円までの長い上ヒゲを出して再下落となり、11月9日の85円まで下げて、その後は上昇トレンド(B)へ移行しています。この中で今年の3月1日の174円まで上昇後、4月17日の104円まで押し目を入れ、そこから7月27日の164円まで戻して再び押し目形成となっています。
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(1332)日本水産
四季報によると、国内食品順調。漁労が前期好調分に未達でも養殖拡大。海外は南米のサケマス価格上昇が牽引。前期不振の北米回復。ファインケミカル新工場試験関連償却負担に通販事業への広告宣伝費集中でも営業増益。有証売却特益もあり最高益更新。ドリンクやサプリなど拡販で広告費前期比倍増の23億円投入。30億円前後の売上高から18年3月期約45億円目指す。
8月4日発表時点。2018年3月期本決算予想は、5月15日時点で2017年3月期比で営業利益+6.0%の240億円、経常利益+4.5%の260億円の2期連続の増収・増益の見通し。8月4日時点でも変わらず。
2012年11月14日の139円を安値にアベノミクス相場にサポートされた上昇トレンド(A)の中にあります。この上昇トレンド(A)の中で2015年10月2日の346円を安値に業績の上方修正を受けて急騰し、2016年1月4日の709円まで上昇しました。その後は346円を安値の基点とし、709円を上値の基点とする三角保ち合い(B)を形成し、この中で今年の4月19日の510円を安値に上放れし、6月15日に700円まで上昇しました。ここを高値に押し目を形成しているところです。
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(6205)大阪機工
四季報によると、柱の工作機械は国内が補助金等の政策効果が継続。前期苦戦した海外は、停滞していた中国が自動車・トラック関連の需要底入れで回復。生産力向上策浸透し、償却費吸収して営業益浮上。2円配維持。9月開催の欧州見本市での新型工作機械の発表に向け、開発が活発に。物流・生産改革合体した生産力向上プロジェクト推進のため、新基幹業務システム導入。
7月31日発表時点。2018年3月期本決算予想は、5月19日発表時点で2017年3月期比で営業利益-2.51億円の赤字転落から12億円の黒字転換。経常利益も-4.43億円の赤字から10億円の黒字転換の見通し。7月31日時点でも予想は変わらず。
2012年10月2日の84円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年4月16日の216円まで急角度の上昇トレンド(A)となりました。ここをピークに買われ過ぎからの下落となり、下降トレンド(B)へ転換し、この中で9月2日の129円まで下げたあと、127~166円のボックス相場(C)へ移行しました。このボックス相場の中で2014年10月17日の139円を安値にボックスを上放れし、2015年6月15日の202円の戻り高値をつけました。ここをピークにその後下方修正もあって下降トレンド(D)へ転換し、この中で2016年8月18日の94円で底打ちとなり、下降トレンド(D)を上にぬけて上昇トレンド(E)へ移行しています。この上昇トレンド(E)の中で4月6日に105円の安値をつけて5月22日に128円で買転換となり、7月25日に153円まで上昇後、押し目を形成しています。
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