(3397)トリドールホールディングス
四季報によると、主力『丸亀製麺』は期間限定商品のヒットで絶好調、年商想定超過。営業益再増額。18年3月期は『丸亀製麺』の国内稼ぎ安定的。海外は中国軸に出店加速し利益急増。減損や広告費高水準でも営業益大台に。17年度新店は国内60、海外150計画(前期35、104)。米国本土1号店を春開業。肉や野菜など食材を扱うECサイト開設、3年後年商100億円目指す。
2月10日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業利益+0.3%の87.6億円、経常利益+5.7%の85.8億円の小幅の増収・増益見通し。
同社はうどん店「丸亀製麺」を中心に外食業を国内外で展開。2025年に世界外食企業トップ10入りを目指す。
過去1~2年のチャートの動きは、2015年9月29日の1376円を安値に小さな三角保ち合いを上放れして、短期の上昇トレンド(A)となるが、2016年2月2日の2590円が当面の天井となりました。ここから①→②→③と順下げの三尊天井となって5月2日の1890円まで下げ、1月21日の1877円に対する2点底となって反発に転じ、7月6日には3300円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)となって、この中で9月5日の2120円まで下落し、10月26日の2712円まで戻したあと、下降トレンド(B)にアタマを抑えられ、12月5日の2315円まで下げて反発し、下降トレンド(B)を横にぬけて12月28日に2627円まで戻しました。ここから今年の2月27日の2302円まで下げて上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(C)となって、3月29日に2471円で買転換で上放れの形となっています。
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(9065)山九
四季報によると、国際物流含め物流は伸び小。ただ国内製鉄の大型高炉改修工事はじめ機工が想定超。前号より営業益上振れ。18年3月期は物流は横ばい圏でも、国内高炉や石油・化学の改修工事が高水準。東南アジア案件もあり機工堅調。人件費増こなす。機工は鉄鋼、石油・化学分野に次ぐ電力、環境関連分野で受注開拓強化。物流は海外拠点増でネットワーク拡充へ。
1月30日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業理経利益+6.9%の260億円、経常利益+28.0%の265億円の増収・増益の見通し。
2013年9月2日の296円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年8月5日の714円を当面のピークとし、10月30日の692円を2番天井にして下落に転じ、12月15日の570円まで下げて12月30日の624円まで自律反発したあと、下降トレンド(B)入りとなりました。この中で2016年4月8日の447円まで下げて底打ちとなり、上昇トレンド(C)へ移行し、10月27日の574円を安値に一段高となるものの、上昇トレンド(A)にアタマを抑えられ、今年の1月5日の736円、2月2日の732円、3月2日の744円と三尊天井となったあと、3月30日に684円で短期の売転換となっています。
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(4186)東京応化工業
四季報によると、高純度化学薬品は北米向け減。だが高密度実装材料が数量想定超。会社計画慎重。17年12月期は9カ月決算。好採算のKrF製品は顧客の3次元NAND増産基調享受。円高一服追い風で営業益高水準。新規事業の多孔質機能性フィルムは量産ラインを立ち上げ、販路拡大に注力。TSV装置は次世代パッケージによる需要拡大を見込んで応用開発を進める。
2月1日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業利益は-24.4%の94億円、経常利益は-25.9%の94億円の減収・減益の見通し。
2014年5月12日の2092円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年3月18日の4360円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)入りとなり、この中で2016年6月29日の2890円で底打ちとなりました。この2890円を安値に上昇トレンド(C)となって、下降トレンド(B)を上にぬけ、今年の1月26日には4180円の戻り高値をつけました。ここからの反落で2月6日に3515円をつけて、もみあうものの上昇トレンド(C)を切って3月30日に3780円をつけたあと、4月4日に3480円で売転換となり、直近の安値2月6日の3515円を切っています。大きな下げを待ってリバウンド狙いとなります。
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(2109)三井製糖
四季報によると、介護食など堅調だが柱の砂糖は需要停滞のうえ海外原糖高で利幅縮小。償却増も重荷。タイ持分会社に干ばつ響く。18年3月期は砂糖値上げ徐々に浸透。介護食での期初M&Aが上乗せ。営業益復調。多発性硬化症薬ロイヤルティ収入ピーク。東レとの現地合弁を1月設立。サトウキビかすから各種素材原料となるセルロース糖等を製造する技術実証が目的。
1月31日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は-18.0%の45億円、経常利益は-14.0%の110億円の減収・減益予想。
2012年11月12日の1220円(244円)を安値にアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(A)→上昇トレンド(B)のチャートとなっています。2013年10月8日の1495円(299円)を安値とする上昇トレンド(B)の中で、2015年11月25日の2825円(565円)の高値をつけ、ここから2016年1月22日の2285円(457円)まで押し目を入れたあとは、ボックス相場(C)へ移行となりました。このボックス相場の中で、2016年1月22日の2285円、11月9日の2255円とダブル底となって反発し、今年の3月21日に2826円まで上昇して、2015年11月25日の2825円に対するダブル天井となったあと、3月31日に2709円で売転換名となっています。ボックスの上限から下限に向かう動きが想定されます。
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(5334)日本特殊陶業
四季報によると、自動車用プラグ、センサーとも想定超。為替前提保守的で減益幅縮小。特損減。配当増額余地。18年3月期はプラグが欧米軸に着実増。センサーも成長。半導体パッケージ赤字減。償却負担こなし増益。プラグは20年度に年産10億個(現8億個)目指し国内工場増強続く。一方、北海道大と軟骨材料分野で共同研究。医療や環境などポスト内燃機関の育成も急ぐ。
1月30日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は-28.9%の471億円、経常利益は-31.3%の443億円の減収・減益の見通し。
2015年12月2日の3595円をピークに下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年7月8日の1391円で底打ちとなって、上昇トレンド(B)に転換しました。この上昇トレンド(B)の中で12月16日の2835円の戻り高値をつけたあと、今年の1月18日の2368円、2月6日の2428円と2番底をつけ、ここから反発するものの、3月10日の2794円の戻りの2番天井となりました。この2番天井からの下げで上昇トレンド(B)を下に切る売転換となっています。1月18日の2368円を終値で切るとさらに大きな下げが想定される形となりリバウンド狙いの待ち伏せ買いとなります。
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