(6208)石川製作所
四季報によると、紙工機械は受注増だが売上への貢献は来期以降に。ただ、期末に向けて防衛機器の納入進む。繊維機械、メンテや部品の受託生産は堅実な動き。営業益上向く。18年3月期は紙工機械はやや伸びるが、防衛関連受注が低調。営業益再び低下。紙工機械は米国に担当員を張り付け、印刷大手の営業攻勢。国内では割安の普及品タイプを投入、拡販目指す。
2016年11月11日時点。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益+42.0%の1.25億円、経常利益+14.9%の0.85億円とわずかだが増収・増益。
2012年9月5日の590円(併合前59円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて急角度の上昇トレンド(A)となり、この中で2013年4月11日の2050円(併合前205円)の高値をつけました。ここをピークに買われすぎからの急落で、8月1日の1070円(併合前107円)まで下落し、その後、ゆるやかな上昇トレンド(B)となっていましたが、11月27日の1430円(併合前143円)で戻り天井となって下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で2016年2月12日の550円(併合前55円)で底打ちとなり、10月28日の600円を2番底にして1月30日に756円で買転換となり、下降トレンド(C)を横にぬけて上昇トレンド(D)を形成しつつあります。トランプ大統領の政策との関連で日本の防衛関連がテーマとなる可能性があります。
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(7955)クリナップ
四季報によると、柱のキッチンは高級品増え製品構成良化。宣伝費急減、物流費抑制など採算改善効果が想定以上。会社営業益まで増額。18年3月期も高級キッチンで稼ぐ。バス着実。年金基金解散損失戻入特益ない。 旗艦ショールーム・キッチンタウンを10月、名古屋に開設。高級キッチン売り込む橋頭堡に。台湾等に続く海外市場としてインドネシア、ベトナムを調査開始。
2016年11月7日時点。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益+121.4%の25億円、経常利益+153.7%の22億円と大幅な増収・増益の見通し。
2012年11月13日の527円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2014年1月15日の1010円まで上昇。ここから2月4日の791円まで押し目を入れ再上昇となって3月31日の1045円の高値をつけました。ここをピークに下値を800円水準にして、上値を切り下げる展開となり、2015年8月18日の949円を高値に下放れとなり、9月7日の703円まで下落しました。ここからいったん10月7日の928円まで上昇するものの下降トレンド(B)を形成することになりました。この下降トレンド(B)の中で2016年1月21日の644円で底打ちとなり、下降トレンドを上にぬけて5月20日の805円まで上昇し、再下落となって6月17日の662円まで下げ、上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンドの中で12月13日の1002円の高値をつけたところで、短期の売転換となって押し目を形成しているところです。
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(6773)パイオニア
四季報によると、OEMは客先の車種切り替え響き減少。ただ市販にはモジュール化で原価低減の新機種が後半寄与。営業益上向く。為替差益。18年3月期は一部OEM新規案件開始。採算よい市販は新機種通期寄与。17年3月期フリーCFは160億円の赤字、期末借入金は期初計画より増え390億円に。カーナビ利用した運転者への注意喚起システムを16年秋発売。
2016年11月10日時点。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は+9.5%の80億円、経常利益は-3.4%の70億円となっています。自動車向けエレクトロニクス専業、自動運転関連。
2014年9月3日の352円の高値からの調整で2015年8月25日の203円で目先の底打ちとなり、ここから再上昇となって11月30日の392円で高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(A)入りとなり、この中で2016年7月8日の162円で底打ちとなり、8月3日の178円を2番底に反発となって11月1日の266円まで上昇後は、10月3日の214円を安値とする下値切り上げの直角三角形の保ち合いとなっています。この中で11月1日の266円、今年の1月6日の269円と2山形成しており235円を終値で切らずに反発して269円を終値で上回れば一段高の形といえます。
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東証二部(6042)ニッキ
四季報によると、米国向け汎用機器は数量増でも円高が足引っ張る。新機種投入の遅れも痛い。主力のガス機器も韓国向け減退、国内も厳しい。前号より営業減益幅拡大。営業外で為替差損。13円配維持。18年3月期は海外向けガス機器が底打ち、利益向上。ロシア進出自動車メーカー向けトラック用CNG機器のシステムを開発。新興国向けガス機器の廉価製品も開発へ。
1月27日決算発表。2017年3月期予想は、前年同期比で10月31日時点の営業利益は-60.1%の2.9億円から-42.2%の4.2億円へ、経常利益は-62.6%の2.5億円から-31.1%の4.6億円に上昇修正。
2012年9月5日の207円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2013年4月15日の428円まで上昇。ここからいったん調整入りとなるが11月14日の272円、2014年4月15日の288円と2点底をつけて急伸し、9月16日に480円の高値をつけました。ここをピークに10月10日の394円まで下げたあと終値ベースで416~452円のボックス相場(B)となり、このもみあいの中で2015年3月23日の453円を高値に5月14日に423円で売転換となり、下放れして2016年1月21日に300円の安値をつけました。ここからもみあいながら、ゆるやかな上昇となって6月10日に364円まで上昇するものの再下落となり、11月9日に300円まで下げて反発に転じています。11月27日に上方修正となっていますが出来高が少ない銘柄ですので大きく上昇したら早目の利食いが必要です。
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(6369)トーヨーカネツ
四季報によると、LNGタンクなど機械・プラントは受注低調で、後半にかけ採算悪化。ただ、物流システムはネット通販や生協向けなど想定以上に伸長。前号比上振れ。旧本社売却特益。増配。18年3月期はタンク不振続くが、物流システム拡大が補う。倉庫内の省人化対応へ物流システムへのロボット導入を準備。不振のタンクは小型案件取得や工法見直し等で対応。
2016年11月11日時点。この時点で2017年3月期予想を8月10日時点で営業利益-57%から-18.7%の24.6億円、経常利益-52.0%から-19.1%の26.1億円と上方修正。これを受けて11月30日には358円まで上昇。
2012年10月10日の147円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にさサポートされて急騰し、2013年3月12日には426円と5ヶ月で2.9倍化となりました。ここをピークに本格調整入りとなり下向きの先細三角形(B)の下落となりました。この中で2015年9月29日の186円を安値に、上放れとなり12月7日の272円まで上昇して反落となり、今年の3月22日に263円が戻り天井となって、6月14日には185円まで下げ、昨年の9月29日の186円に対する2番底の形となりました。ここからの反発で7月27日の217円まで上昇後、8月4日の199円まで押し目を入れた後、ゆるやかな上昇トレンド(C)となり、これを上放れした形となりました。
10月21日の243円まで上昇したあと押し目となって終値で210円(ザラ場で192円)まで下げて急騰となり、11月30日に358円の高値をつけ12月15日の310円、12月22日の303円、1月18日310円と三点底(逆三尊天井)の形をつくり、柴田罫線では313~326円のボックスを上放れして1月26日に337円で買転換となっています。もう一段期待できる形です。
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