(3941)レンゴー
四季報によると、板紙、段ボールは単価軟調でも販売量増で大幅押し上げ。軟包装が国内はコンビニ向け需要増、海外拡販。工場稼働率上がり、円高による原燃料価格低下や赤字事業撤退も寄与し営業益伸長。18年3月期は買収した重量物段ボール会社上乗せ。重量物段ボール・トライウォール社取引先の自動車メーカーに当社製品も提案。ベトナムの段ボール原紙工場を増設。
2016年11月2日決算発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益は+52.6%の240億円、経常利益は+44.3%の240億円の大幅増収・増益の見通し。2016年5月13日時点、8月2日時点の予想と変わらず。
2012年10月10日の311円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年12月27日に651円まで上昇。ここから2014年5月9日の447円まで下落後は、450円台を下値とする上下動をくりかえしていましたが、2016年1月21日の459円を安値に大幅上昇となり、7月11日に717円の高値をつけました。この高値圏で592円を安値とし、717円を高値とする三角保ち合い(C)となり、上放れつつあるようにみえます。
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(5658)日亜鋼業
四季報によると、落石防止網、フェンスなどの普通線材や鋼索、鋲螺製品の数量が増加。償却費が増え、上期低下した原料仕入れ価格も下期は反発。ただ、増産効果に加え、燃料・物流コスト軽減でしのぐ。利益改善。18年3月期は線材など数量・単価が上昇。 付加価値高い車向けなどの特殊線材の比率向上目指す。亜鉛メッキ線製造のタイ持分法会社は17年度黒字化がメド。
2016年3月期予想は、前年同期比で営業利益+125.6%の6億円、経常利益+14.2%の9億円の増収・増益の見通し。
2012年10月4日の183円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場を受けて上昇トレンド(A)となり、この中で2013年12月26日の415円でピークとなりました。ここから上昇トレンド(A)を下に切って2014年の4月11日の263円まで下落したあと、9月17日の351円まで反発し、10月14日の304円まで押し目を入れ、下値を切り上げる直角三角形の保ち合い(B)となりました。この中で煮詰まってきたところで下放れとなり、2015年7月9日の294円の安値をつけて、いったん8月6日の333円まで反発し、ここから下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で2016年6月24日の201円で底打ちとなって三角保ち合いをつくり、煮詰まったところで9月30日の219円を安値に上放れとなり、下降トレンド(C)もぬけて12月12日に319円まで上昇しました。
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(1861)熊谷組
四季報によると、単体受注3015億円(前期比2・7%増)計画。利益率高い建築工事が複数寄与。想定ほど労務・資材費高騰せず。会社数字慎重。営業益横ばい圏まで増額。横浜マンション杭不具合の特損減る。18年3月期は採算よい繰り越し工事が豊富。 台北で子会社施工の超高層マンション上棟。二重らせん構造で最新技術投入。香港の海底トンネル維持管理事業参画。
2016年3月期予想は、2016年5月13日時点の予想である前年同期比で営業利益-31.1%の169億円、経常利益-35.6%の166億円の減収・減益の見方アリ。
2012年9月11日の65円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、中期上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2013年10月28日の357円まで大幅上昇となったあと、2014年2月4日の225円まで押し目を入れ、その後、三角保ち合い(B)となり、煮詰まったところで7月11日の249円を安値に上放れとなり、再び大幅上昇となって9月4日に420円の高値をつけました。その後は350~400円近辺でのボックス相場(C)となっていましたが、2015年の10月14日の411円を高値に下放れとなり、下降トレンド(D)へ移行しました。この中で2016年2月29日に222円まで下げて底打ちとなって反発し、下降トレンド(D)を上にぬけて7月29日の344円まで上昇して下落し、11月9日の251円を2番底に反発に転じ11月22日に287円で買転換となっています。
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(1815)鉄建建設
四季報によると、単体受注は建築・土木とも好調で1610億円(前期比7・1%増)計画。前期あった不採算案件減少、施工効率化も寄与し粗利率向上。営業大幅増益。18年3月期は繰り越し工事豊富、採算改善続く。 品川―田町間の新駅設置工事を大林組と手掛ける。20年春に暫定開業へ。トンネル技術部、鉄道計画部など技術系部門を再構築。技術力・品質力の向上目指す。
2016年11月11日決算発表。2017年3月期決算予想は、2016年5月13日の時点で前年同期比で営業利益+213%の56億円、経常利益+97.9%の52億円の見通し。8月9日時点、11月11日時点の予想と変わらず。
2013年6月7日の101円を安値に、9月17日の381円まで大幅上昇のあと、10月7日の262円まで押し目を入れて、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(B)となりました。この中で2014年5月21日の265円を安値に上放れとなり、再び大幅高となって9月2日には534円の高値をつけました。この中で2016年2月12日の214年まで下げて底打ちとなりました。ここからの反発で5月30日に326円まで上昇して、下降トレンド(C)を抜け出し、上昇トレンド(D)へ移行しています。この中で8月1日に393円まで上昇し、11月9日の299円まで押し目を入れ12月9日に375円まで上昇して再び押し目を入れているところです。
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(9009)京成電鉄
四季報によると、マンション分譲減に土地売却益消滅が痛手。だが主柱の鉄道は訪日客利用増えスカイライナー好調。営業益横ばい圏へ。持分益増、利払い減で最高益更新。18年3月期はマンション分譲増を軸に増益。当社初のホームドアを17年度日暮里駅に設置、京成上野駅には固定柵設置。東京駅~成田空港間走る高速バスに無料Wi‐Fiサービスを16年11月開始。
2016年10月31日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益で-0.1%と前回、7月の-4.4%から上方修正(270億円→282億円)し、経常利益も+2.9%の438億円となっています。
成田空港と都心を結び外国人の訪日客数は着実な伸びが期待できます。
2014年5月7日の1698円(分割前849円)を安値に大幅上昇となって2015年1月29日の3412円まで上昇。ここをピークに9月8日の2394円まで下落後は、おおまかに2400~3400円のボックス圏の動きとなっています。この中で2016年4月21日の3338円を戻り天井に下降トレンド(B)を形成し、この中でボックスの下限前後(2400円前後)で、8月19日の2336円を安値とする三点底(逆三尊天井)となって反発し、下降トレンド(B)を上にぬけて直近の高値8月1日の2838円も突破して、今年の1月6日に2986円まで上昇して押し目となっています。
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