(8860)フジ住宅
四季報によると、投資用の一棟売りアパート堅調。低採算の中古住宅の構成比向上。外形標準課税強化も響き営業益の伸び鈍化。ただ、会社は消費再増税見込むが、中古住宅の販売見込みが保守的。会社計画を増額。一棟売りアパートは地域的には飽和点に接近、兵庫県西宮市など販売エリア拡充を企図。高齢者住宅を3~4月で5棟取得、3年間で15棟計画上回る公算も。
7月29日決算発表。2016年3月期は、前期比、営業利益+24.8%、経常利益+22.6%の大幅増収・増益で着地。2017年3月期予想は、16年3月期比で営業利益+2.9%、経常利益+1.9%と小幅の増収・増益の見通し。
下値を切り上げる長期上昇トレンド(A)の中で、2012年11月13日の391円を安値にアベノミクス相場にサポートされて急騰し、2013年5月10日の835円まで上昇して、当面のピークとなりました。ここから2014年5月21日の553円まで下げて底打ちとなり、2015年11月24日の806円まで戻したあと、三角保ち合い(B)となりました。この煮詰まったところで今年の6月24日の637円、7月8日の635円と2点底をつけ、7月22日に672円で買転換となって8月1日に708円まで上昇しました。
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(1954)日本工営
四季報によると、海外はイラクなど大型案件寄与。国内はインフラ維持管理積み上げるが、大型案件乏しく、復興関連も一巡。17年6月期は国内のインフラ維持管理の手持ち受注豊富。東南アジア案件が貢献。買収した英建築設計フル寄与。のれん償却吸収。英2位建築設計(前期営業益約12億円)を164億円で買収。日本でも公共建築や商業施設改修など受注増へ。
8月12日決算発表。2016年6月期決算は、前期比で経常利益が-20.3%の下方修正で着地。2017年6月期予想は、2016年6月期比で、営業利益+27.0%、経常利益+44.3%の大幅増収・増益見通し。
2013年8月28日の330円の安値から上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年1月22日の577円、4月2日の542円、7月28日の555円と順上げの三尊天井となって、上昇トレンド(A)を切って10月17日の412円まで下落。ここから2015年2月19日の519円まで戻したあと、三角保ち合い(B)となり、11月27日に468円で売転換となって、今年の1月22日の361円まで急落となりました。いったん2月1日の438円まで自律反発となるものの、その後は下向きの先細三角形の下落となっていました。しかし、この中で7月6日の295円、8月8日の300円と2点底をつけたあと、8月12日の決算発表を受け、8月15日に344円で買転換となっています。
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(7148)FPG
四季報によると、運用難背景に金融機関からの紹介増。オペリース投資商品が活況。不動産小口商品も上乗せ。会社再増額計画まだ慎重。前号比でもやや上振れ。増配幅は再拡大か。17年9月期も課税繰り延べニーズ旺盛。資金調達枠884億円(前期比2割増)と伸長。今後は枠拡大のみを追わず、回転率高め利益率向上図る段階入り。札幌、金沢、岡山に新店開設、10支店体制へ。
7月29日決算発表。2016年9月期予想は、4月28日の時点で2015年9月期比で営業利益を+24.4%、経常利益を26.0%と上方修正したが7月29日時点でも変わらず好業績維持。
2015年4月13日の1545円を高値に下降トレンド(A)を形成、この中で7月9日の823円まで下げて反発し、下降トレンド(A)を横にぬけるものの再下落となって8月25日には683円の安値をつけました。その後は734~945円のボックス相場(B)となっていましたが、この中で今年の1月21日に755円の安値をつけて反発に転じ、4月12日には1424円と昨年の4月13日の1545円に対する戻り高値をつけました。ここを当面のピークに下降トレンド(C)を形成し、この中で8月3日に881円の安値をつけて反発しているところです。
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(3941)レンゴー
四季報によると、板紙は数量伸び鈍るが、段ボールは高機能品を軸に拡販。軟包装堅調。円高・重油安に加え、前期稼働の自家発電設備が寄与し燃料費急改善。営業増益。重量物段ボール社買収は表記に織り込まず。重量物段ボール世界大手トライウォール社を中国独禁当局の承認前提に10月買収。年商200億円規模だが、当社既存客への同社製品拡販等で相乗効果狙う。
8月2日決算発表。2016年3月期は、前期比大幅な増収・増益で着地。2017年3月期は、2016年3月期比で営業利益+52.6%、経常利益で+44%の増収・増益見通し。
2012年10月10日の311円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成し、2013年12月27日の651円でいったんピークとなり、上昇トレンド(A)を切って2014年5月9日に447円まで下落しました。ここからは450円水準を下値に、上値を切り上げる直角三角形の保ち合いとなり、この中で今年の1月21日に459円を安値に急上昇となり、6月9日に708円まで上昇して、2013年の高値651円を更新しました。ここから6月24日の592円まで押し目を入れ、再上昇となって7月11日に717円で再び高値更新となり大きな押し目となっています。
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(7723)愛知時計電機
四季報によると、好採算の民需センサーは足踏み。だが、ガス機器は部門内比率大きいLPG用の需要サイクルが上昇期に入る。前期低迷した水道機器が海外テコ入れで下げ止まり感。小幅ながら営業益は回復歩調。水道メーターはニューヨーク市採用実績をテコに米国他都市での展開模索。現地代理店に働きかけ検討。ドイツ展示会に参加。欧州向けセンサーの拡販視野。
7月29日決算発表。2017年3月期予想は、2016年3月期比で営業利益+7.3%、経常利益+13.2%の増収・増益見通し。
2010年11月12日の184円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2013年4月2日の248円を安値に角度の大きい中期の上昇トレンド(B)へ移行し、2015年7月21日に385円の高値をつけました。ここをピークに短期の下降トレンド(C)となって、今年の2月24日に291円の安値をつけて4月14日の320円まで上昇し、6月14日に287円まで下げて長期の上昇トレンド(A)にサポートされてもみあいが続いて、下降トレンド(C)を横にぬいてきています。
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