(1814)大末建設
四季報によると、単体受注目標574億円(前期比3%減少)。工場、倉庫等の一般建築好調。マンション建設は横ばい。前期の好採算案件なく、利益率低下。労務費の上昇も重く営業益反落。前期の減損消えて純益増。採用情報パンフレットを創刊し、当社含む協力会社全体で技能労働者確保を図る。マンションに比べ工期が短い一般建築、リニューアル案件の受注増に軸足。
8月3日決算発表。2016年3月期は、前期比大幅増収・増益で着地。
2017年3月期予想は、5月22日発表時点では、2016年3月期比で営業利益―51.5%、経常利益―55.4%と大幅減収減益だったが8月3日発表時点では、営業利益―18.9%、経常利益―17.7%と減収・減益幅を大きく縮小。
2012年6月4日の390円、9月6日の410円を2点底にして11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年10月30日に1570円とピークを打ち2014年2月4日に1000円まで押し目を入れて4月24日の1190円まで反発するものの、ここを戻り高値に下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で10月14日に824円をつけて、もみあったあと下向きの先細三角形を形成しつつありましたが、2015年8月25日の682円を安値に上放れとなり、12月2日の1077円まで戻しました。ここから今年の2月12日の669円まで下げて5月31日の1068円まで戻したところで、再び押し目形成となっています。
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(3107)ダイワボウホールディングス
四季報によると、主力のITはPCやや縮小でも周辺機器は拡大、格安スマホも伸長続く。繊維も合繊・レーヨン好調。ただブラジルの子会社が経済混乱で水面下。営業益伸び鈍い。ただ特損減り最高純益更新ペース。 マイクロソフトとの連携を踏まえ法人向けウィンドウズスマホを拡販方針。衛生材の需要拡大に対応し、子会社での化合繊原綿の生産能力引き上げを計画。
8月4日決算発表。2016年3月期は、2015年3月期比で営業利益、経常利益ともに2ケタの増収・増益で着地。2017年3月期予想は、前期比、営業利益+0.9%、経常利益-3.9%とほぼ前期と変わらない見通し。
基本的には、2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日の110円を底値に、2012年9月5日の132円を安値とし、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされた長期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2015年6月2日に287円でピークをつけ、8月25日の191円まで下げて反発し、11月13日の272円を2番天井に再下落となって、今年の2月12日には一時上昇トレンド(A)を切って185円まで下げました。ここから下値を切り上げる上昇となって7月25日に246円まで戻して押し目を形成しています。
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(4751)サイバーエージェント
四季報によると、稼ぎ頭のゲームは既存ヒット作が牽引。ただアイテム課金の自主規制で下期やや減速。広告はスマホ向け増勢。下期の動画作品買い付け費用増吸収し営業益やや増額。17年9月期はゲームの利用堅調。動画配信の先行投資増でも営業益高水準。広告代理で米国や中国の海外6拠点開設。日系企業の海外出稿など越境案件狙う。動画配信は女性利用者獲得を加速。
7月21日決算発表。2016年9月期の通期連結経常利益を従来予想の274億円から340億円へ前期比+6.9%へと上方修正。
2015年4月8日の7190円をピークに短期の下降トレンド(A)を形成。この中で9月7日の4190円でいったん底打ちとなって反発し、下降尾トレンド(A)を上にぬけて12月9日の5450円まで上昇するものの、再下落となって今年の1月18日の4195円まで下げて、昨年の9月7日の4190円に対するダブル底の形となり、ここからは下値を切り上げ上値は2月2日の5780円を高値とする直角三角形の保ち合いとなりました。この中で5月24日の4935円を安値に上昇角度の大きい上昇トレンド(C)となって直角三角形の保ち合いを上放れし、7月7日に6630円まで上昇しました。ここを当面のピークに小さな三尊天井となって反落し、8月8日の5500円まで下げて反発したところです。
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(6373)大同工業
四季報によると、チェーンは数量伸長続く。2輪用はアジア、4輪用は米国と成長市場で拡大。が、円高(1ドル105円想定)が収益押し下げる。米国工場の一貫生産準備で費用も増。営業益反落。為替差損益見込まず。苦戦のブラジル現法は債務株式化で資本増強。為替差損の主原因だった同現法向け貸し出しも同時に圧縮。中国では排煙浄化設備向け産業用チェーンが活況。
7月21日決算発表。2016年3月期決算は、前期比、営業利益は+33.4%、経常利益は-9.8%で着地。2017年3月期予想は、16年3月期比で営業利益は-18.9%、経常利益は+7.5%とマチマチの見通し。
2012年10月4日の121円を安値に11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成、この中で2014年1月8日の355円でピークをつけました。ここから下落となって2月4日の252円まで下げて4月4日の331円まで反発し、ここが戻り高値となって5月20日の231円まで下げたあとは、三保ち合い(B)形成となりました。この三角保ち合いの煮詰まってきたところで2015年2月18日の284円を高値に下放れとなって下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で今年の2月12日に156円まで下落し、2月25日の210円まで反発したあとは4月8日の173円まで押し目を入れ、ボックス相場(D)となっています。ザラ場ベースでは210円を高値に下値を切り上げてきています。
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(6118)アイダエンジニアリング
四季報によると、生産能力増が効き、主力の自動車向けプレス機は中国や米国で順調増。大型案件も貢献。だが採算で見劣る中大型機の割合増える。円高も負担で営業益は横ばい。営業外に為替差益見込まず。税費用減り純益は増。創業100周年記念配。中国・南通工場は面積倍増、生産能力は2倍弱まで増強し下期稼働へ。米、伊でも工作機械追加で受注拡大に対応。
8月9日決算発表。2016年3月期は、前期比とほぼ変わらずで着地。2017年3月期予想は、5月12日時点に比べて営業利益―19.1%、経常利益―21.1%の下方修正。
2012年11月13日の482円を安値に、この月の中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2014年1月22日の1266円まで急騰し、ここから5月21日の867円まで押し目を入れた後、再騰となって2015年6月5日には1500円まで上昇し、ここでピークとなりました。ここから下降トレンド(A)を形成し、この中で今年の2月12日の783円で底打ちとなって6月1日の1130円まで反発するものの、再び大幅下落となって800円水準まで下げ、ここでもみあって7月6日に796円と2月12日の783円に対する2番底をつけ7月12日に872円で転換となり、もみあいとなり末広がりの三角保ち合いとなっていましたが8月9日の決算で下方修正を受けて下落となっています。割安、高配当銘柄です。
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