(8061)西華産業
四季報によると、柱の電力事業伸びるが大口案件多く利幅悪化。石油、化学、鉄道向け発電設備も受け渡し減。営業減益。17年3月期は化学・エネルギーの期ずれ案件発現。産業機械や欧州子会社も伸びる。営業益反発。4月、営業統括本部内に電源開発部を新設。新電力向けに専用部隊組織し営業体制強化。2月に自己株式の取得終了、今後も配当性向35%と両輪で検討。
5月13日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+78.2%の27.5億、経常利益+69.7%の30億円と2ケタの増収・増益。
2011年の東日本大震災直後の3月15日に168円の底値をつけ、2012年3月27日の258円まで上昇。ここから10月30日の205円まで調整後、大幅上昇となって2013年5月8日には350円の高値をつけました。ここをピークに上げすぎからの調整入りとなり、6月27日の229円まで急落後は240円をはさんだもみあいが1年近く続き、上放れとなって2014年9月9日の291円まで上昇したあと、10月27日の234円まで押し目を入れて、大幅上昇となり2015年3月25日には361円の高値更新となりました。ここをピークに下降トレンド(D)となっています。9月7日の240円まで下げて11月25日の311円まで反発後、再下落となって今年の2月12日の200円まで下落し、3月14日に244円まで自律反発後もみあって5月13日に今期の好調な予想を受け234円で買転換となっています。
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(9130)共栄タンカー
四季報によると、前期のタンカー売却等で減収。円安効くが、ドック費用等増え営業微増益圏。LPG船売却、バラ積みフリー契約船返船。17年3月期は竣工ないが前期竣工のLPG船、バラ積み船が戦力化。タンカー市況反落でも中長期契約が大半で影響は限定。17年度にLPG船、18年度に大型タンカーが竣工。海外船社含め長期貸船契約拡充、船種も広げ経営基盤安定化図る。
5月13日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+42.9%の27億円、経常利益+103.6%の17億円と前期比2ケタの増収・増益。
2012年9月6日の146円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2013年3月21日の329円まで急騰のあと、4月15日の293円を2番天井にして6月7日の190円まで下落し、このあとは190円を下値とする上値を切り下げる形となりました。中期でみると2012年9月6日の146円を基点とし、2013年4月15日の293円を上値の基点とする三角保ち合い(A)とみることもできます。この中で2015年3月4日の256円を高値に下放れとなり、9月29日に162円まで下落。ここから12月10日の224円まで自律反発するも三角保ち合いの下値斜線にアタマを押えられ、再下落となって短期の下降トレンド(B)となりました。今年の2月12日に130円の安値をつけたあと、三角保ち合いとなって5月16日に158円で買転換となりました。
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(1964)中外炉工業
四季報によると、自動車、鉄鋼向け大型熱処理装置が売上貢献も、新規開発設備立ち上げの経費膨らむ。前号より営業増益幅縮小。17年3月期は高水準の受注残消化に加え、国内加熱炉更新需要が下支え。営業増益。富士重に納入の浸炭炉は他の自動車メーカー数社からも引き合い。来期納入に手応え。省エネ型加熱炉は国内に加え、東南アジアでも需要掘り起こし図る。
5月13日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益は+32.9%の9億円、経常利益は+26%の10億円と前期比2ケタの増収・増益となっています。
2012年11月13日の197円を安値にアベノミクス相場にサポートされて2013年3月18日の340円の高値をつけました。ここをピークに上昇トレンド(A)を切って調整入りとなり、2014年5月30日の197円まで下げて、もみあいとなり10月17日の202円を2番底にして急上昇となりました。12月8日の311円まで上昇後、高値圏でのもみあいとなり2015年2月19日の302円、6月16日の308円と三尊天井を形成して急落となりました。8月25日の206円まで下げて自律反発してもみあい11月12日の243円を戻り高値にして、今年の2月12日の171円まで下落しました。243円を高値、171円を安値とする三角保ち合いとなって5月12日の185円を安値に上放れとなって5月16日の207円で買転換となりました。
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(4611)大日本塗料
四季報によると、国内は構造物向け塗料増、建築向けは採算改善。が、タイで在庫評価損。会社営業益程度に。17年3月期も五輪前の再開発案件へ構造物向けが伸びる。海外底入れ。営業増益続く。増配も継続の公算。構造物向け特需終了後を意識。アフターケア、塗膜診断サービス等訴求し新築時受注案件の塗り替え需要を取り込む。出遅れた海外は中国で重防食塗料拡販。
5月13日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+4.1%の61億円、経常利益+9.7%の6億円と前期比増収・増益。
大底圏での三角保ち合い(A)の中で、2012年11月15日の82円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上放れし、2013年3月15日の198円まで上昇。ここから6月7日の119円まで下げたあと、再び三角保ち合い(B)となって2014年10月17日の139円を安値に上放れし、2015年6月4日の200円まで上昇後、9月7日の149円まで押し目を入れて再上昇となり、12月2日に247円の高値をつけました。ここをピークに調整入りとなり、今年の2月12日に182円、4月8日に176円と2点底をつけ4月21日に202円で買転換となって下降トレンド(C)を上にぬくところとなっています。
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(6507)シンフォニアテクノロジー
四季報によると、水道設備が更新需要で伸長。円安恩恵も残る。退職給付費用も軽減。営業益大幅増。増配。17年3月期も水道設備高水準。自動車試験装置や半導体向け搬送機も伸長。ただ中国景気停滞で顧客の設備投資回復鈍くクラッチは低調。小幅増益。OA機器クラッチのベトナム工場4月竣工、顧客の現地生産増に対応。インドネシアで旧式振動機の更新需要狙う。
5月13日決算発表。2017年3月期予想は、営業利益+24.7%の55億円、経常利益は+18.2%の50億円と前期比2ケタの増収・増益。
2012年10月30日の131円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、5月22日の209円まで上昇。その後、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(B)となり、この中で2013年9月2日の146円、2014年10月21日の145円とダブル底となって上放れし、急騰となって2015年3月2日には290円の高値をつけました。ここをピークに調整入りとなり、6月15日に262円の戻り高値をつけて下落となり、8月25日には168円の安値をつけました。ここから11月18日の221円まで反発したあと再下落となって、2月12日には136円の安値更新となりました。この水準で三角保ち合いとなって5月13日に好決算発表で171円で買転換し上放れとなりました。
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