(4042)東ソー
四季報2015年秋号によると、ウレタン原料は中国向け減少。ただ石化は四日市で定修なく数量増。能力増強の自動車排ガス触媒用なお好調。エチレンアミンも高水準。原料価格急落と円安も追い風に営業益膨張。税平常化。増配か。
289億円調達し成長分野中心に投資推進。ジルコニア粉末の能力増強を決断。39億円投じ四日市で能力3割増、南陽では歯科材料向けの設備強化も実施。
7月31日決算発表。5月11日の決算発表における2016年3月期予想を据え置き。
日興証券、野村証券、バークレア証券の格付けは強気。
チャートの動きとしては、2012年10月1日の147円を安値に11月中旬スタートのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)が継続しています。この中で2014年10月17日の381円を安値に業績上方修正を受けて、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、今年の6月23日に829円の高値をつけました。ここをピークにもみあって当面の材料出尽くしとなり、7月6日に697円で売転換となって上昇トレンド(B)を下に切りました。調整中に日経平均の急落で一段安となり、8月25日に498円まで下落し、ここを安値に反発となって9月17日の614円まで上昇しました。ここでもみあっているところに再び日経平均の急落となって9月30日に559円まで下げて反発となっています。ここが2番底となる可能性もあります。
(4042)東ソー" width="350" height="400" class="alignnone size-full wp-image-52304" />
(4023)クレハ
四季報2015年秋号によると、リチウム電池向けバインダー順調。PGA樹脂もシェール掘削用に勢い。が、腎不全薬は競合後発品の追い上げ急、一時金も消える。農薬は米国向け足踏み。いわき増設、中国PVDF樹脂の償却重い。
原油安でも金属部品からの代替進む。PGA樹脂は3倍の年商60億円に。太陽電池炉材など炭素繊維は採算重視へ運転人員半減。腎不全薬に続く吸着医薬探る。
2012年2月13日の427円を高値とし、10月15日の265円を安値とする三角保ち合い(A)が煮詰まって2013年10月31日に378円で上放れとなりました。2014年1月8日の554円まで上昇して2月4日の429円まで押し目を入れ、上昇トレンド(B)を形成していましたが、11月27日の592円でピークとなって上昇トレンド(B)をいったん下に切り、今年の1月22日の460円まで下げて2月25日の572円まで反発するものの、ここが2番天井となって下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で日経平均の急落にあい、8月26日の402円まで下落し、ここを安値に安値圏でもみあって9月29日に400円まで下げてダブル底のような形となり10月5日に445円で買転換となりました。
(4023)クレハ" width="350" height="400" class="alignnone size-full wp-image-52305" />
(4091) 大陽日酸
四季報2015年秋号によると、海外2子会社変則決算で営業利益30億円、豪州社買収で同5億円上乗せ。主力の産業ガスは鉄鋼向け一服でも半導体向けに電子材料ガス堅調。サーモス絶好調で営業益上振れ。段階差益特益。連続増配。
現地に17拠点もつディストリビュータを買収。85%出資し豪州初進出。病院設備機器事業再編。開発から施工、メンテまで一貫化し国内医療市場開拓に本腰。
8月4日決算発表。2016年通期の予想は5月8日の決算予想を売上、営業利益ともに上方修正。
2012年10月1日の362円を底値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2014年3月17日の707円を安値に業績上方修正を受けて急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の3月3日に1950円まで上昇しました。ここをピークに好業績を織り込んで調整入りとなり、7月10日の1351円まで押し目を入れ、いったん反発するものの8月11日の1783円が2番天井となり、日経平均の急落に連動して急角度の下降トレンド(D)となりました。9月29日の1099円の安値をつけてもみあい10月5日に1182円で買転換となっています。下げすぎのリバウンド狙いとなります。
(4091)太陽日酸" width="350" height="400" class="alignnone size-full wp-image-52306" />
(4631) DIC
四季報2015年秋号によると、包装用インキ、高機能顔料など高付加価値品のシェア拡大。原料も寄与。ただ、米国子会社の欧州収益がドル高ユーロ安で目減り。会社営業益に戻す。16年12月期は液晶新製品が貢献。土地売却特益ない。
鹿島工場を年4000t増強中。17年初稼働で能力21%増。中国も16年初稼働で17%増の年4万tに。中国は中期でポリマー、包装用インキで伸ばす方針。
2012年11月14日の129円を安値にアベノミクス相場がスタートし、現在は中期上昇トレンド(A)の中にあります。この中で129円を安値に短期上昇トレンド(B)を形成し2013年11月16日の328円まで上昇し、ここを当面のピークとして調整入りとなり、2014年10月17日の204円まで下落しました。ここから再び短期上昇トレンド(C)を形成し今年の4月22日には382円の高値をつけました。この382円をピークに5月15日に355円で売転換となり、調整入りし7月9日の271円まで下げて8月12日の314円まで反発後、下向きの先細三角形(D)の下落となり、この中で9月29日に258円の安値をつけて反発し10月5日に290円で買転換となって上放れの形となっています。
(4631)DIC" width="350" height="400" class="alignnone size-full wp-image-52307" />
(7244) 市光工業
四季報2015年秋号によると、国内はトヨタ向け多く堅調。完全子会社化した中国ミラー生産現法がフル貢献。が、タイやインドネシア低迷で償却負担重い。下期復調でも前号比営業増益幅縮小。為替益剥落。税軽微。連続増配も。
トヨタのIMV向け納入開始で下期黒字定着。タイは改善進むが、黒字化は17年度。空気抵抗削減や視界拡大狙い、ドアミラー代替のカメラ装置開発中。
2012年10月2日の105円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、中期上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2013年10月25日の204円まで上昇後2014年3月20日の130円まで押し目を入れ、5月16日の149円で買転換となって上昇角度の大きいトレンド(B)へ移行しました。ここで今年の6月12に328円の高値をつけたあと7月7日に304円で売転換となり、日経平均の急落につれて中国景気の悪化から世界景気が不透明との見方が広がり、自動車関連は大きく下落しました。9月7日に184円の安値をつけ、もみあって9月29日に186円の2番底をつけて10月6日に214円で買転換となりました。TPPが大筋合意となったことで関税の撤廃方向に向かい自動車関連には収益が改善することになります。
(7244)市光工業" width="350" height="400" class="alignnone size-full wp-image-52308" />
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=エヌビディア決算前夜、土俵際の東京市場 02/26 17:30
-
「総合商社」が11位、「バフェット効果」依然として色褪せず<注目テーマ> 02/25 12:20
-
明日の株式相場に向けて=エヌビディア決算を通過、半導体株人気再燃の芽残す 今日 17:30
-
「コロナウイルス」が18位に顔出す、中国で新種発見と伝わり<注目テーマ> 02/26 12:21
-
「サイバーセキュリティ」が19位にランク、過去3期内の中小企業の平... 02/20 12:20
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 20:18
-
今日 20:18
-
今日 20:18
-
今日 20:18