アミューズが連日上場来の高値、業界の勝ち組として見直される
アミューズ[東1](4301)は、16日に220円高の5400円と続伸し、連日の上場来高値更新と堅調。同社は、サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfumeなどを擁する大手プロダクションで、言わば、業界の勝ち組と位置づけられる。
連続最高純利益更新が見込まれているが、14日に発売された四季報秋号では今3月期会社計画の上ブレを観測。日本経済新聞社が「企業に経営改革を求める「モノ言う株主(アクティビスト)」とされるファンドが日本株を買い増している」と伝えていることも刺激したようで、無借金の好財務内容を見直されている。
また、15日に東南アジアにおいて影響力の大きいシンガポールにて、ライブハウスの運営を行うことを目的に子会社を設立と発表しており、東南アジアでの展開に対する期待感も高まり上昇基調を強めている。
外国人持株比率は12.5%と比較的低く、売り圧力が小さいことから、需給面は良好で、週足では13週移動平均線がサポートし、高値保ち合いを上放れしている。
過去、2003年、09年と株式分割を実施しており、サイクル的には今年株式分割を実施する可能性はある。お宝銘柄となるか市場の関心を集めそうだ。
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