外部環境の悪化改善で市場に振り回されっぱなしの株価。
「やはりしっかりとした中長期での資産銘柄に投資したい」
と思われる方も多いのではないでしょうか?
今回「今が旬」の状態の中長期有望な銘柄をご紹介。
「三段高下の法則」が現実となれば、中長期において有益な銘柄となりえるでしょう。
銘柄名:東京電力(9501)
市場:東証1部
http://kabutan.jp/stock/?code=9501
【事業特色】
福島第一原発事故による巨額賠償負担や廃炉費用で経営悪化。
社会的インフラ事業の支援として、政府が出資、一時公的管理下に。
【推奨ポイント】
去年12月の400円台から一貫推奨の東京電力(9501)。
原発事故のイメージで買いたくない銘柄ほど株価は上がるもので、東電の暴騰劇(東電祭)は今年2015年の5月から始まり、第一波:480→780円の約300円の値上がりに成功し、今現在は一旦調整に入っている。
送配電部門を発電部門から切り離す「発送電分離」を実施するための改正電気事業法が6月17日成立。
信用売りの踏み上げ相場(半年以内の買い需要が多い)に入る事が予測され、7月22日に年初来高値(798円)をきっかけとして、今後揉み合いから第二次東電祭再開となると予想。
特に、2011年の原発事故からのリバウンドでつけた2013年5月21日の841円の戻り高値更新となれば、チャート的に戻り売りのポイントはない状態。
原発事故前の株価1850円まで節目がなく、出来高も少ない真空地帯となり、株価が上がりやすい状態になる。
また、シェールガス革命で電力会社の資源である原油安が続く事も追い風なっており、着々と進む原子力発電再開となれば、原発事故前の株価(2200円)まで戻ってもおかしくない。
現在のファンダメンタルが、PER7倍、PBR1.18倍と、今から株価が2倍になっても何らおかしくない業績も魅力的。
<ファンダメンタル分析(2015/7/22終値:787円)>
時価総額 12,647 億円
予想PER 7.03 [8.44]
実績PBR 1.18
<チャート分析>
「第一波:480→780円」の約300円の値幅での上昇にて成功。
三段高下の法則より、第二波目は、更に300円上昇の1000円目標となる。
第三波目突入時の目標は1200円~1500円となる可能性。
また、長期的に、原発再開が決まれば、原発事故で大きく空けた窓(2010年10月28日1853円)の窓埋めの1852円を目指す上昇もあり得ると予想。
<ターゲットプライス>
第一目標:950円(1000円達成前の利益確定目安)
第二目標:1200円(三段高下の法則では第三波は1200円辺りになると予想)
第三目標:1800円(長期的に原発再開となれば原発事故前の株価辺りまで戻ってもおかしくない業績)
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